花菜では、2か月に一度「おやつ作りの日」があります。
10月は、13日の金曜日に開催されました。
この日はいつもと変わって「りくろーおじさんのチーズケーキ」を買ってきて
食していただきました。
「おやつ作りの日」は、こういう風に買ってきたものもありです。
当日は、ホールで買ってきたチーズケーキをカットして、
スタッフお手製のホイップクリームをのせてお出ししました。
飲み物は「はちみつ紅茶」をお出ししました。
ふわふわのスフレチーズケーキは皆さんにとても好評で、
あっという間に完食されました。
ところで質問!
「りくろーおじさん」とは誰でしょうか?
この焼きたてチーズケーキを販売しているお店の名前が
「りくろ―おじさんの店」です。
大阪に11店舗あって、店舗名の由来は創業者である
西村陸郎さん(にしむらりくろうさん)からきています。
16歳で大阪の菓子問屋「銭屋本舗」に丁稚奉公に出ますが、約2年後、和洋菓子の技術習得を目的に村上製菓に再就職し、菓子づくりなどのノウハウを学びました。昭和31年23歳で独立、千鳥屋を創業、自転車でどら焼きを売るところから始めて、昭和41年に第1号店を大阪・岸里に構えました。
昭和59年、北加賀谷店のオープンに合わせて、焼きたてチーズケーキを新発売しました。
その時にチーズケーキの焼印として「りくろーマーク」が誕生しました。
当時は冷たいチーズケーキが主流だったこともあり、「焼きたて」を売り文句にしても広まりませんでした。しかし平成元年1月になんば本店を出店すると行列ができるようになります。その後、店名を「りくろーおじさんの店」に統一、テレビ番組でも紹介されると、一気に知られるようになりました。社運を賭けて取り組んだ、焼きたてチーズケーキはお店の看板商品として多くのファンを持つまでになりました。
「お菓子は、やらこう(やわらかく)なかったらあかん」。陸郎さんは常々そう言っていました。2007年に亡くなった後も、その精神は引き継がれています。
温かいケーキをほおばると、口の中でふわっととろけます。
今日はそんなチーズケーキを、皆さんに召し上がっていただきました。