過去から未来へのバトン@厚沢部高校

「ゆいま~る厚沢部」から、俄虫(がむし)温泉方面に車で10分程走った滝野地区にある「厚沢部町立滝野小学校」を訪れました。滝野小学校は2004年に厚沢部町立厚沢部小学校に統合されて閉校となり、現在はその一部が「倉庫」として使われています。訪れた理由は、その「倉庫」にゆいま〜る厚沢部と「縁あるもの」が眠っていると聞いたからです。

「ゆいま~る厚沢部」が建つ土地には、かつて厚沢部高等学校がありました。昭和23年12月から33年間、たくさんの生徒たちが泣き、笑い、悩み、夢を語った青春時代を支えた厚沢部高校は北海道上ノ国高等学校の設立に伴い、1982年に閉校となりました。今回の目的は、その厚沢部高校に縁のあるものを分けていただき、「ゆいま~る厚沢部」で活用したいという想いからでした。

玄関を入り天井を見上げると、、方位を示す木製の円盤

なぜか懐かしく感じるおなじみの学校机と椅子。

教職員が使用されたと思わる机

ゆいま~る厚沢部・建築設計士・㈱プラスニューオフィスの近藤創順さん。座り心地を試していただきました

厚沢部村だったころの味わい深い立体模型

ゆいま〜る厚沢部を選んだ方たちに、青春時代を過ごした学び舎の思い出深いものと、同じ場所で再会していただきたい。そんな気持ちでいます。過去から未来へ、モノを大切に受け継いでいくことで、「ゆいま~る厚沢部」は、厚沢部町の皆さんの心や歴史を大切に未来へつなげていきたいと考えています。

 

初めての見学会を開催!2月12日,19日,26日

こんにちは吉木です。28日の夜、雪。短時間に10cm~15cmくらい降り積もったようで、翌朝は庭の雪かきや車の屋根の雪おろしから始まりました。しかし、お昼前には太陽が出て暖かくなり、体感温度は+3℃くらい?に感じました。
さて、ようやく足場がとれました。3月竣工をめざし、現場作業員の皆さんの日々の努力で、一歩一歩完成に向け進んでいます。青空と白い雲を背景に「ゆいま〜る厚沢部」が美しく映え、まぶしいくらい。「木の家」の雰囲気がとてもステキです。

地域の皆さんから「中を見たい」という要望をたくさんいただいています。それを受け、2月から見学会を開催いたします。ぜひ、たくさんの方にお越しいただけるようお待ちしています。

【ゆいま~る厚沢部見学会】(要予約)
開催日 2月12日(火)、19日(火)、26日(火)
集合時間 10時
集合場所 厚沢部町保健福祉センター玄関集合
(*工事途中ですので、見学内容に制限がありますので予めご了承ください)

お問い合わせ・お申し込み
フリーダイヤル:0800-800-1767

もしくは下記まで。

〒043-1113北海道檜山郡厚沢部町新町207番地

素敵な過疎づくり㈱ 気付「ゆいま~る厚沢部開設準備室」

TEL : 0139-56-1681

写真:パークゴルフ側よりゆいま~る厚沢部を撮影

写真:小学校側よりゆいま~厚沢部町を撮影

ゆいま~る厚沢部から徒歩10分、車で1分位のところにスキー場があります。名は「太鼓山スキー場」。

町営で利用料は何と無料。今月オープンしました。ゲレンデにはスキーで滑った跡があり、「気持ちいいだろうなあ」と想像しました。スノーモービルを楽しむ方もいました。近所にスキー場があるのは嬉しいです。 小さな子どもやお孫さんを連れてきて、そり遊びをしたり、雪合戦をしたり…、いろいろ楽しめます。
ところで、ここのリフトは『Tバー』です。 地べたにスキーをつけたまま引きずられるようにして山頂に向けて登っていきます。 これも、ここでの楽しみのひとつです。

素敵なパンフレットができました!

こんにちは、ハウス長の久須美(くすみ)です。今日の多摩は青空のもと、春の到来を告げるかのような柔らかな陽射しです。

↓多摩の空(今朝の光景)

「ゆいま〜る中沢」のパンフレットが完成しました。スタッフで手分けして、お問い合わせをいただいていた方たちに郵送作業中。パンフレットをご希望の方は下記にご連絡くださいませ。

ゆいま〜る中沢 0800-800-7037(フリーダイヤル)

ゆいま〜る中沢のスタッフは、3月24日のオープンに向けて準備を進めています。設備などの「ハード」を整えることと平行して、「食」や「ケア」の質を高めるためのスタッフ研修にも力を入れています。先日は、「食の専門家」で板前でもある能戸さんを講師に招き、食べることの意味を学ぶ機会をもちました。

↓弁当を各自持ち寄り、刻み食にして食べてみました。

 

そして、参加スタッフの感想は…。

「細かく刻んでしまうと、食べものを噛んだときの食感が薄れてしまう」

「噛むことの大切さを改めて知った」

「きざみとはこう言うものと言う既成概念にとらわれていて、本質を見ていなかった」

「個々の嗜好、体調などにあわせた支援をするためにも、食の大切さがわかった」

能戸さんは「口から食べること」「噛むこと」「食感」の大切さや、古来から伝わる伝統食のこと、ダシの大切さ、調味料についてわかりやすく話してくれました。「その人らしく最後まで」を支える食のあり方について、これからも学びを深めていきたいと思っています。

 

 

テレビ東京『NEWSアンサー』(那須)

テレビ東京『NEWSアンサー』
「サービス付き高齢者向け住宅の現状と今後」
2013年1月24日(木)(午後4:52~5:20)放送

サービス付き高齢者向け住宅は、その建設数と共に他業種からの参入によって、行うサービスも多様になっています。
番組では、老後の住居をどう選ぶべきか、そのヒントとして、自由な暮らしで”仕事”という他にはない特徴がある「ゆいま~る那須」が紹介されました。

お茶サークルの初釜。お軸は「宝船」

1月16日(水)14時、お茶サークルの新年最初の初釜です。

居住者の素敵なお色の着物に「きれい!」と思わずスタッフも見とれてしまいました。お茶サークルに集まった皆も「帯の色と合っていて素敵」「この色の着物、いいわね~」と、会話が弾みます。

小規模多機能 花菜の利用者さんが7名、まずはお客様でよばれます。その後、居住者9名も順々にお茶席に着き、一服。お茶を目の前で点てていただくのは、とても静かで贅沢な時間です。

1月のお軸は、宝船(たからぶね)、お花は椿。宝船は七福神が乗る宝物を積み込んだおめでたい船なので、新年をあらわす季語なんだそうです。

お軸には和歌が書いてありまして…

~長き世の 遠の眠りの 皆目覚醒め 波乗り船の 音の良きかな ~

長い夜の深い眠りから皆が目覚める。順調に進む宝船が立てる波の音が実に心地良い。というような意味と教えて頂きました。

「この和歌は回文になっているのよ」とお茶サークルのメンバーの一言に「えーっ!?」「回文って、たけやぶやけたみたいな上から読んでも下から読んでも同じものですよね?」と、言葉遊び話に花が咲きました。

初釜は、新年最初に行なうお茶会で、新年をお祝いするお茶会です。 新年を迎えられた喜びを感じながら、和気あいあいと美味しいお茶をいただきました。

素敵な仲間と豊かなコミュニティ 祝・1周年パーティ

1月20日に「ゆいま〜る那須グランドオープン1周年記念パーティ」を行いました。それに先立ち、清水国明さんと一緒にアウトドアクッキング!

↓最初に清水国明さんからダッチオーブンの説明と、料理方法を教えてもらいました。「あとは皆さんで頑張って下さい」と清水さん。さあ、何を作ろうとしているのでしょう…。

↓これはローストビーフ。ニンニクをぶつぶつ突き刺して、塩•胡椒して、野菜とともにダッチオーブンに入れました。

料理の仕込みが終わると、チェーンソーカービング。清水国明さんはログハウスをご自身で造られてきたそうですが、チェーンソーを使ったアートを披露してくれました。

↓何ができるんだろう! とみんなで見つめていると…。

↓すごい!アートです。

昼からは「記念パーティ」が始まりました。居住者の皆さんに加え、たくさんのお客さま、地域の皆さんが集まってくれました。

最初に、篠崎ハウス長が「 現在、51世帯の方々が住んでいらっしゃいます。今日は地域の方たちもたくさんいらしてくれました。清水国明さんもいらしていただき、記念に残る日となりました。料理は居住者の方や地域の方たちが用意してくださいました。おいしい料理をたくさん召し上がっていただき、またゆいま〜る那須にきたいと思っていただけたら嬉しいです」と挨拶しました。

社団法人コミュニティネットワーク理事長の近山恵子さんからは、こんな祝辞をいただきました。

「新しいコミュニティが地域の方たちに受け入れられていることが嬉しいです。テレビや雑誌でもゆいま〜る那須がたくさん取り上げられていますが、それは仕事をしたり、ボランティアをしたり、地域とかかわったりという暮らしが実現できているからだと思います。それが『当たり前』の社会になるよう、ゆいま〜る那須に学びながら私たちもがんばっていきたいと思います」

で、乾杯!

↓お料理がすばらしい! 居住者の皆さんも一緒に料理をして、それから地域の方もお赤飯や漬け物はじめ、たくさんのおいしいお料理を届けてくださいました。ダッチオーブンで作ったローストビーフと鳥ご飯も美味で、あっという間になくなりました。

それから、設計を担当した一級建築士でプラスニューオフィス代表の瀬戸健似さんから来賓挨拶。ゆいま〜る那須は栃木県マロニエ建築奨励賞を受賞したのですが、それについて「ここに住んでいる方の住まい方や生活を評価されての賞だと思います。心から嬉しいです。日本のいろいろな場所でこのようなコミュニティを広げていけるようにがんばっていきたい」と素敵な祝辞をいただきました。

↓瀬戸健似さん

続いて、建築工事を担ってくださった八光建設・代表取締役社長の宗像剛さんからも、とても素敵な祝辞をいただきました。

「僕は木が大好きで、木を大事にしていることを近山理事長が共感してくださり、たくさんの建設会社の中から僕らを選んで下さった。100年コミュニティを育むために、この建物は僕らが『ホーム・ドクター』としてかかわり続けていきたいと思います。これだけたくさんの方にお住まいいただいている建物に、こんな素敵な食事と豊かなコミュニティがある那須での暮らしに、このような形でかかわり続けられることは滅多にありません。とても嬉しいです。ここで皆さんが心豊かに暮らせるように、これからも『ホーム・ドクター』としておつきあいさせていただきたいと思います」

宗像さん(右)と近山理事長

パーティの後は、清水国明さんや那須町町長の高久勝さんによる講演会が開かれました。その模様は次回、お伝えしたいと思います。

↓居住者のUさんが作った素敵な素敵な冬の贈り物。小さな雪だるまを積み重ねて、その中にロウソクの灯り。自然に囲まれ、自然の恵みに感謝しながら暮らすというのは、こういうことなんだと思います。

 

清水国明さんと冬を体感 ニジマス10匹釣りました

1月19日、20日、ゆいま〜る那須で「清水国明さんと体感! 那須の冬暮らし」と名づけたツアーを開催しました。

清水国明さんはフォークソング・デュオ「あのねのね」で芸能界デビュー。タレント、NPO法人河口湖自然楽校の楽校長などを務めていらっしゃいます。芸能界きっての自然環境派、スローライフ実践者としても知られ、次代の子どもを見守り育む高齢者コミュニティの実現に向けて奔走されています。その清水国明さんを「ゆいま〜る那須自然楽校の楽校長」に迎え、那須の暮らしを体感するツアーをスタートしました。

↓ゆいま〜る那須自然楽校の開校式。5歳の息子さん(国太郎君)も一緒に。「自然を楽しむことが大切です。那須の豊かな恵みのもと、みなさんと一緒に楽しみたい」と国明さん

19日、雪がちらつくなか、さっそくツアー参加者や居住者のみなさんと、お隣のフィッシングパーク(フォレストスプリングス)に出かけました。この釣り場は、「魚の引きの強さ」「コンディションの良さ」「全国トップクラスの魚体」に定評があるそうです。

さっそく釣り竿を借り、ルアーフィッシングへ。すると、すぐに「釣れたぁ!」。一番乗りは国明さんでした。続いて、釣り竿を持った国太郎君の釣り竿が揺れています。

「やったぁ!釣れたぁ!!」。ニジマス。すごい! 大物です。

一堂、拍手&笑顔。

↓「森林ノ牧場」代表の山川将弘さんも参加。「釣りは子どもの頃、やって以来のこと」。とっても嬉しそうです。

昼前に雪はやみ、太陽が顔を出しました。大地に降り積もった白い雪がきらめいています。国明さんの手ほどきを受け、居住者のみなさんも次々と釣れ始めました。

「生まれて初めて釣りをしたんだけど、きてよかった!! 私、こんなに気が長いとは思わなかった」

「私の部屋からこの釣り場が見える。どんなとこだろうと思っていたけど、こんなにすてきなところだったんだ。四季折々来てみたい」

「あのね、最初にふわふわっとくるの。何?って思ったら、急に重くなって…。感激です」

大自然のなかでの開放感に加え、なんどもなんども失敗を繰り返し、ようやく釣れたときの手の感触、生きているって実感…。自然の恵みに生かされているってことを久々に味わいました。

 

↓2時間ほどで10匹釣れました。で、さばくのが大変。がんばりました。

見上げれば、そこにはゆいま〜る那須がそびえていました。映画のワンシーンのように素敵です。

(続く)

歩行測定会&健康セミナー開催~健康は歩くことから~

1月16日(水)、近隣のスポーツクラブより、スポーツ健康医科研究室の先生をお招きし、【歩行測定会&健康セミナー】を開催しました。セミナーには、27人もの方が参加され、大盛況。皆さんの健康への関心の高さを感じました。

足首を動かしたり、片足で椅子から立ちあがったり、背中の肉を意識しながら肩を回したり、ふだん使わない筋肉を鍛える簡単な方法を実演。

歩行測定会では、ひとりひとり、腰にベルトで測定器を取り付け、普段通りの歩きと急ぎ足とを実測。歩行速度や歩幅のデータから、「つまづき注意」、「転倒注意」などそれぞれに結果が渡され、皆さん、その結果を食い入るように見ていました。

少し意識して歩幅を広げるだけで、筋力や柔軟性の低下を予防できるそうです。「歩くこと」は、身近でできる誰でもできる健康法です。今回、先生にアドバイスをいただき、意識して「歩くこと」への大切さを感じました。

聖ヶ丘の周辺は、緑も多く公園もたくさんあり、歩くにはぴったりなコースばかりです。四季折々に見せる自然や空気を感じながら、自分のペースで歩くことを楽しんでいただけたら嬉しいです。

 

3月24日にオープンします!

ゆいま〜る中沢のオープン日が3月24日に決まりました。

今日は入居者懇談会を開催、9組12人の方が参加されました(詳細は改めて)。

また、長年にわたり拘束廃止やオムツ減らしに取り組んでいる田中とも江さん(看護師、拘束廃止研究所所長兼オムツ減らし研究学会代表)が参加してくださいました(写真前列右から2番目)。今後、「アドバイザー」として、私たちに力を貸していただけることになりました。

↓ゆいま〜る中沢のスタッフが勢揃い(前列中央が久須美ハウス長です)