お茶サークルの初釜。お軸は「宝船」
1月16日(水)14時、お茶サークルの新年最初の初釜です。
居住者の素敵なお色の着物に「きれい!」と思わずスタッフも見とれてしまいました。お茶サークルに集まった皆も「帯の色と合っていて素敵」「この色の着物、いいわね~」と、会話が弾みます。
小規模多機能 花菜の利用者さんが7名、まずはお客様でよばれます。その後、居住者9名も順々にお茶席に着き、一服。お茶を目の前で点てていただくのは、とても静かで贅沢な時間です。
1月のお軸は、宝船(たからぶね)、お花は椿。宝船は七福神が乗る宝物を積み込んだおめでたい船なので、新年をあらわす季語なんだそうです。
お軸には和歌が書いてありまして…
~長き世の 遠の眠りの 皆目覚醒め 波乗り船の 音の良きかな ~
長い夜の深い眠りから皆が目覚める。順調に進む宝船が立てる波の音が実に心地良い。というような意味と教えて頂きました。
「この和歌は回文になっているのよ」とお茶サークルのメンバーの一言に「えーっ!?」「回文って、たけやぶやけたみたいな上から読んでも下から読んでも同じものですよね?」と、言葉遊び話に花が咲きました。
初釜は、新年最初に行なうお茶会で、新年をお祝いするお茶会です。 新年を迎えられた喜びを感じながら、和気あいあいと美味しいお茶をいただきました。