過去から未来へのバトン@厚沢部高校
「ゆいま~る厚沢部」から、俄虫(がむし)温泉方面に車で10分程走った滝野地区にある「厚沢部町立滝野小学校」を訪れました。滝野小学校は2004年に厚沢部町立厚沢部小学校に統合されて閉校となり、現在はその一部が「倉庫」として使われています。訪れた理由は、その「倉庫」にゆいま〜る厚沢部と「縁あるもの」が眠っていると聞いたからです。
「ゆいま~る厚沢部」が建つ土地には、かつて厚沢部高等学校がありました。昭和23年12月から33年間、たくさんの生徒たちが泣き、笑い、悩み、夢を語った青春時代を支えた厚沢部高校は北海道上ノ国高等学校の設立に伴い、1982年に閉校となりました。今回の目的は、その厚沢部高校に縁のあるものを分けていただき、「ゆいま~る厚沢部」で活用したいという想いからでした。
玄関を入り天井を見上げると、、方位を示す木製の円盤
なぜか懐かしく感じるおなじみの学校机と椅子。
教職員が使用されたと思わる机
ゆいま~る厚沢部・建築設計士・㈱プラスニューオフィスの近藤創順さん。座り心地を試していただきました
厚沢部村だったころの味わい深い立体模型
ゆいま〜る厚沢部を選んだ方たちに、青春時代を過ごした学び舎の思い出深いものと、同じ場所で再会していただきたい。そんな気持ちでいます。過去から未来へ、モノを大切に受け継いでいくことで、「ゆいま~る厚沢部」は、厚沢部町の皆さんの心や歴史を大切に未来へつなげていきたいと考えています。