「キッチンアサノ【2】と想い出ある絵画」
居住者の声から企画が始まった、「キッチンアサノ【2】」。
9月は調味料を手作りしたい!という要望から
ボランティアで教えていただける方を招いて、「醤油麹」を手作りしました。
居住者はいきいきと楽しんでおられ、「混ぜるだけなの?」「本当に美味しくなる?」など、
不安の声があがっていましたが、「それぞれの手の菌によって味もそれぞれの物になり発酵が進むと、とろみと旨みがましますよ~」と先生のアドバイスを聞くと、「それじゃ頑張って混ぜます、私なりの醤油麹になるように!」と意欲も増し、「出来上がったらお互いの醤油麹を味見しましょうね」と会話も弾みました。
次回は・・・・「スィートポテト」です。
秋といえば「おいも」ですね、今からとても楽しみです。
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居住者Mさん作の絵画が、フロントを華やかにして下さっています。
以前お住まいの地域では、ご近所の方が畑で育てた取れたてのたまねぎをよくくださったけれど、お連れ合いが亡くなられた後は食べきれないうちに芽が出てきてしまったそう。
「せっかくいただいたのに申し訳ない」と思っていましたが、不意に「あれ?面白いわね」と思いたち描いた作品です。
こちらの立派なカサブランカは、やはりご主人が亡くなられた時にご近所の
方が畑から摘んだカサブランカ10本程をいただき、その迫力に圧倒されたそうです。
畑でいきいきと育ったカサブランカは花屋においてある物の1.5倍くらいの立派なものだったそうです。
その花を枯らしてはいけないと毎日水を変えて世話をし、こんな素敵な花を残して置きたいと思い1本ずつデッサンを始めたそうです。「すべてを必死にデッサンしていたら悲しみも癒えていた」と。
このようにMさんの作品はひとつ一つ、物語があります。
そんな大切な作品をフロントに飾る事で、皆さんに見ていただけることをとても嬉しく思います。
~最後に居住者の方のお部屋で咲いたサボテンの花です~