ゆいま~る高島平ブログ

ゆいま~る高島平オープン式典①


11月26日(水)、オープンに先立ち、ゆいま~る高島平のオープンパーティをゆいま~る高島平のフロントで開催しました。あいにくの雨でしたが、80名あまりのお客様にお越しいただきました。

記念式典は、弊社代表取締役・髙橋英與の挨拶でスタートし、UR都市機構 東日本賃貸住宅・大谷本部長、板橋区長・坂本健様、2丁目自治会長・戸田様からの祝辞を賜りました。続いて、設計監理を担当したプラスニューオフィス・瀬戸様、施工を担当した八光建設・専務取締役 園部様からお言葉をいただき、入居者代表者O様、一般社団法人コミュニティネットワーク協会・近山恵子理事長からもそれぞれ「ゆいま〜る高島平」への期待を込めたお言葉をいただきました。

記念式典には、ゆいま〜る高島平への入居を予定されている方々や地域でご尽力されているたくさんの方にもご列席いただきました。心よりお礼申し上げます。記念式典の模様を数回に分けてお届けします。 

コミュニティネット代表取締役社長・髙橋英與 ごあいさつ

今日は寒い中ありがとうございます。やっとここまでこぎ着けました。

実感としては「URさんから最初の計画の相談を受けた時に、空いているところにサービス高齢者向け住宅が本当に出来るだろうか、出来たとしても入居希望者はいるだろうか」という不安がありました。私どものやり方は、社員が現地に住み込むことを原則としています。2年前から社員が高島平団地に住み込み、団地に住んでおられる方がどのようなニーズを持っているか、毎月のように会を開いてきました。そこのニーズ聞いて、建物を作っていくというやり方で進めてきました。

全国で820万戸の空き家があります。それをなんとか活用しようというのは皆さん思っていますが、じゃ、どうやってやるのか具体的にみえないわけです。それが今回、こういったかたちで既存住宅を活用してサ高住にして、なおかつサ高住に入らない人たちもサービス(生活支援サービス)が提供ができます。

高齢者だけ住むのって言うのは嫌ですよね。ゆいま~る高島平の場合だと、住棟内に高齢者住宅が点在するってことが、逆に多世代なんですね。子どもたちとか若い人たちも高齢者も住んでる、そういった中に生活していくのは非常に大きな要素です。

おかげさまで、12月1日に開設する前に、今日現在で90%の入居が決まっています。今日は、区長さんに来ていただいていますが、私どもはここにサ高住の住宅をつくるだけではなくて、この板橋区、高島平団地の中でどうやってケアの仕組み、あるいはコミュニティをつくっていくかと同時に、やはりこの周辺の団地の方も含めた地域をどうつくっていくか、そういった考え方で進めております。

入居者の皆さまがこれから生きがい作りとか仕事作りとかいろいろなことをやっていって、今までのサ高住のようにすべてサービスを受けるだけじゃなくて、自分たちがここの中で、コミュニティを作り上げていくパワーになっていくのではないかなという気がしてます。

いろいろな課題はありますけども、私どもは一つ一つクリアしていきますので、今後とも皆さま方のご協力ご支援をよろしくお願いいたします。

板橋区長・坂本健様 ごあいさつ

皆さんこんにちは。ゆいま~る高島平は待ちに待った開設で、私も大変に楽しみにしてしておりました。高島平地域は昭和47年に団地が完成をいたし当時としましては東洋一のマンモス団地として、賃貸と分譲あわせますと約1万世帯の方がこの地域に住み、また憧れのニューライフスタイルを求めて全国から人が集まった大変すばらしい団地であります。そういった方たちがまちを大事にしながら40年を超える年月を積み上げて参りました。

一方では高齢化も大変進んでおり、こういった中での問題・課題というのも最近では少し顕在化しています。板橋区も問題に対し地域の包括ケアについてこれまでも検討してきました。こういったタイミングにちょうどよく今回のこのゆいま~る高島平が出来たことはまことにタイムリーであり、関係の皆様方に厚くお礼を申し上げたいです。

特に今回の整備につきましては、UR都市機構様にたいへん英断をしていただきました。団地を一棟ではなく部分的に空きの部屋を活用しながらつくったという点については類が無い開発でありまして、これからの団地再生のモデルになるのではないかと思っています。また、今回の運営につきましてはコミュニティネット高橋代表を含めて多くの方々がニーズをしっかりと把握をしながら、2年前からこの場所に居を構えながら地域ニーズに合わせました開発ができたこと、コミュニティネットさんにつきましては、これまでも7カ所こういったサ高住または介護関係の事業を進められていますが、そういったノウハウを十分に生かしながら、今回この東京でも代表的なニュータウンである高島平団地が再生できることを大変ありがたく思います。

今、さまざまな高齢化の問題については様々な取り組みが必要です。板橋区も今年の4月、今年度から高島平まちづくり担当課というのをつくりました。また現在は板橋区のブランドデザイン、高島平地域全体を考えていくグランドデザインというものを考えるための組織を立ち上げながら、今年度・来年度特にその検討を進めてまいります。特に地域の包括ケアという点で、まだまだやるべきというのは大変多くあり、様々な事業者の方にも協力を賜りながら地域住民の皆さんとともにこの包括ケアの体制作りを考えていきます。

今回、団地再生の第一歩が出来ました。高島平団地は高齢者から子どもまで、またこれから子育てとか若い世代に魅力を持っていただけるような、そういう東京で一番住んでみたくなるまち作りが必要です。そういった将来に向けての高島平のイメージ作りには、これまで住まれているまちのコミュニティをつくっていただきました皆様方に住み続けたいと思っていただけるような、そういう視点も大変重要ではないかと思っていいます。いろいろな点で挑戦をしながらまち作りをともに進めてまいりたいと思っています。

UR都市機構様、またコミュニティネット様の協力を賜りながら地域住民のニーズあった街づくりをこれからも板橋区も進めて参りますので、今日ご来会の皆様方にもさらにご指導またご協力をお願い申し上げたいと思っております。今日ご参会の皆様、また入居される皆様方のご多幸をお祈り申し上げて簡単ではございますが、お祝いとお礼のご挨拶に代えさせていただきます、皆様おめでとうございました。

 

UR東日本賃貸住宅・大谷本部長 ごあいさつ

皆さんこんにちは。高島平団地で初めてのサービス付き高齢者向け住宅として、ゆいま~る高島平の記者発表が先ほどありました。いよいよ12月1日から本格始動ということになりました。記念パーティに、区長さんはじめご関係の方々の出席をいただいて、こんなに盛大でしかも和やかに開催されたこと、大変お喜びを申し上げたいと思います。

私どものストックをどう活用するか非常に大事なことなんですけれど、人がみんな出て行ったあと、住棟一棟丸ごと活用してサ高住にするというのはこれまでも、何ヶ所かやってきてます。だけど今回のように現に稼働している住棟のなかの空いているところはパラパラとあるわけです。パラパラとあるものを個別に改修をして、それをサ高住として提供する分散型はこれは私どもでもほんとに初めての試みでございまして、いろんなハードルがありました。ほんとに法律的な問題から何からいっぱい課題があるんですよ、その課題を一つひとつクリアして今日の日を迎えられました。

それだけではなく、サ高住じゃなくて一般のUR賃貸にお住まいの方にもですね、生活相談だとか安否確認のサービスだとか、こういう展開も考えてらっしゃるということで、団地にお住まいのご高齢の方々には、ほんとに安心していつまでも住んでいられる。そういった環境をつくるための普遍的な仕組み作りという観点からも、私も大いに期待をしているわけでして、コミュニティネットのみなさんの今後ますますのご活躍とご健勝を祈念して、ここにお集まりの皆様のご健勝もあわせまして、私のお礼とさせていただきたいと思います。本日は誠におめでとうございます。

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