ゆいま~る伊川谷ブログ

「声に出して読もう会」発足!


今月から、毎週月曜日14:30~16:00

ゆいま~る食堂の一角で始まりました。

昨年から集まってらっしゃるのを見かけていましたが、この度正式発足!

気になって参加してみました。

始まりは居住者の一言、「朗読の会はどうだろう?」の声からだそう。

素敵なネーミングです。

自分のお気に入りの短い文章を声に出して読む。それをお互い聴き合う。

 

新聞・雑誌の記事、お話、エッセイ、詩や短歌・俳句・川柳など、形はいろいろ、

内容もいろいろ、それぞれが自分で探しだした短い文章を

自分の声で披露し合っています。


そのあとで、聴いた文章について感想を述べ合い

互いのやりとりの中で共感あり、発見あり、

これも楽しいひとときとなっています。


まず、お気に入りの本を朗読。

この日は「枕草子」、新聞記事3種、詩集(茨木のり子作「マザーテレサの瞳」)、

日本文学集「老い」の中の「おふくろ」井伏鱒二、脳トレ川柳と多種多彩のラインアップ。

心地よい声色で、皆さん聴き入り、感想を言うときは必ず笑いが。


印象に残ったのは、遺品整理の女性の記事で

読後に「今どう生きるかの大切さが書かれている」とおっしゃっていたことです。

また、作家の出身地の話しになり、スマホで検索!の場面もありました。

 「一人の時間が長く、発声しないでいると声が出にくくなっていて。

電話をしたとき風邪ひいたの?と聞かれたことがあり、

トレーニングではないけれど参加してみようかな??と思ったの」

と参加者のお一人から参加理由を話して頂きました。

会が終わればみなさんで手早く片付け。

居住者主体で進む会はテンポよく最後まで楽しく、勉強できる場でした。


次回はお気に入りの一文を持参し、また参加したいなぁと思いました。

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