梅雨空のもとで四季折々の暮らし方
ゆいま~る伊川谷も、今週からようやく梅雨らしい天気になりました。
雨の日はフロントも、静かに時間が流れるように感じます。ハウスの中で梅雨らしい設えを見つけました。
食堂にある飾り棚に、色とりどりの折り紙で作った傘や長靴がありました。居住者の手作りです。傘は2枚の色違いの色紙を重ねて作られています。こんな傘なら雨が待ち遠しくなります。
ホールには、木製のカエルがいます。棒をくわえているので木魚のように叩くのかと思ったら違いました。棒で背中のギザギザを擦るとなんと「ゲッゲッゲッ」と、鳴き声がするのです。手の動きと速さにちょっとコツがいりますが、ギザギザに当たる音がまるでカエルの鳴き声そっくりです。
ラジオ体操のあとみなさんで「ゲッゲッゲッ」と鳴かせて楽しみました。
庭に出てみると小規模多機能花菜の前に紫陽花が見事に咲いています。
今年からハウス周りの庭木の手入れをする「みどりの会」も発足し、みなさんの苦労の甲斐あってきれいに咲きそろいました。
1階の長い廊下を利用した街角ギャラリーや、エレベーター横のちょっとした空間にも紫陽花の水彩や、菖蒲の貼り絵が飾られています。
梅雨は、雨が多く、蒸し暑かったりと、なかなか不便を感じることがありますが、居住者の皆さんの梅雨を楽しむ心に、豊かな生活を感じます。四季のある日本だからこそ、四季折々の暮らしを大切にしたいものです。