見学ツアー付き「小規模多機能とは?」セミナー開催!
5月17日(金)ホールにて、ゆいま~る伊川谷の1階に併設している小規模多機能『花菜』で、ケアマネージャーをしている介護支援専門員 岩佐純子が講師となり、「小規模多機能とは?」というセミナーをしました。
定員いっぱいの23名の参加者でした。
セミナーの前半では、小規模多機能型居宅介護が誕生するまでの介護の歴史や、小規模多機能もその中に含まれる地域密着型サービスの説明がありました。
「通い」「泊まり」「訪問」が同じ一つの事業所で出来る小規模多機能型居宅介護と他のサービスとの違いを事例も交えて話をし、大変分かりやすかったです。
例えば、「通い」。いわゆるこれまでのデイサービスでは何時から何時までと介護保険で決まっているものですが、小規模多機能型居宅介護では利用者や家族の生活リズムに合わせて、迎え時間・送り時間の融通が利くというメリットがあります。
セミナーの後半では、小規模多機能 『花菜』について利用者がどんな感じで過ごされているか、どんなサービスを受けているか、費用はいくらくらいかかるのかなどを、写真と資料を見ながら説明。「朝6:30が起床時間としていますが、実際は5:00に起きる方もいるし、8:00まで寝ている方もいます。その方のリズムに合わせています」とか、「スタッフが朝の掃除をしている間、利用者には洗濯を干したりたたんでもらったりもしています」と暮らしの様子をわかりやすく説明。
『花菜』がぐっと身近に感じました。
その後は、実際に花菜がどんなところか見てみましょうと企画した“花菜の見学ツアー”です。23名の参加者が2組に別れて、まずはA班を花菜へ案内します。
「あら、○○さん」と花菜を利用されている入居者と挨拶を交わしたり、機械浴のお風呂場を「初めて見たわ」と興味深そうに見学されました。
ハウスの1階というすぐ近くにありながら、中の様子は知らなかったという、近くて遠い存在だった『花菜』を少しは理解して頂けたかなと思います。
みなさま、ご参加いただきありがとうございました。