居住者と共に、手づくり参加型の3周年記念パーティ
10月13日(土)ゆいま〜る伊川谷で開設3周年記念パーティが催されました。
「ここまできた!」っという感慨無量の伊川谷3周年記念パーティ。
草生い茂る場所に伊川谷のランドマークになろうと参加型で作り始めていたあの日。
式典では、「入居者の前に立っただけで、胸が熱くなった」と古賀ハウス長の言葉。
式典の中で入居者一人ひとりに名前を言って頂いたり、乾杯はクジで当たった人にお願いしたり、式典の後の文化祭のようなお試しサークルも自由にあれもこれもと楽しまれて、皆とてもいい笑顔。
↑写真はヘルマンハープ演奏光景です。
ゆいま〜る伊川谷のサークルの一つ、ヘルマンハープ教室の有志と先生方が、繊細なメロディで華を添えてくれました
3周年を記念してお弁当の販売がありました。季節感にあふれるお弁当をみんなで食べ、美味しさも格別でした。
午後からゆいま〜る伊川谷の入居者でつくるサークルの体験や発表、展示がありました。押し花サークル、マジックショ、マッサージ、ひだまりのやど、 認知症予防勉強会、童謡で元気サークル、お茶サークル・・・・どのサークルから見ていこうか迷うくらい。
小規模多機能「花菜」の利用者が作成した貼り絵の作品展示コーナーも彩を添えてくれました。
押し花サークルでは栞の体験作成がありました。
小さいスペースに工夫を凝らしオリジナル栞の出来上がり!
入居者の方がお花も軸も設えて皆様をお出迎え。
ホッとする空間と美味しいお茶で自然と笑顔もはじけました。
約50名の入居者をはじめ、食堂の常連さん、関係者や地域の方々、総勢70名近くが参加し、3年という月日をともに過ごした入居者の笑顔はどこか誇らしげに見えました。
ひだまりのやどにボランティアで来てくださっている高木臨床心理士より
「近頃は、学会に行っても違和感が多くなった中、ゆいま〜る伊川谷がなじみの場所になってきています」
とのお言葉が。入居者だけでなく、ゆいま〜るを取り巻く方にもここが自分の居場所となって下さっているのが嬉しいです。
堅苦しくない参加型、ゆいま〜るらしさが出た温かみのある「ゆいま〜る伊川谷」の3周年を象徴していたように思います。
入居者からの言葉に「ゆいま〜るに暮らして98%の満足です」と。
これからも、100%までのあとの2%をどうしましょと入居者と一緒に考え、盛り上げていきたいと思います。
入居者の声を聴いているからこそ今があり、参加型が実践できているのか、走っているだけでは分からなかったけれど、振り返られるいい機会を頂いたように思います。