ゆいま〜る合葬墓がいよいよ開眼
ゆいま〜るシリーズのなかで最初にオープンした「ゆいま〜る伊川谷」。おかげさまで10月1日、3周年を迎えました。
10月13日には3周年を記念して、サークルの発表などちょっとした文化祭のような会を行おうと、居住者の皆さんと一緒にいろいろ企画中です。お茶サークル、押し花サークル、認知症予防勉強会展示、ひだまりのやど、ヘルマンハープ教室、マジックショー、マッサージ、指ヨガ体験教室……など盛りだくさん。
ゆいま〜るらしい参加型で祝うパーティ! どなたも参加できますので、ご近所の皆さんはじめ、ぜひお立ち寄り下さい。
(お茶サークルは、お茶を点ててくださるとのことです)
さて、ホームページリニューアルを祈念して、今日はお墓の話をしたいと思います。ゆいま〜るを選ばれる方は「自分のことは自分で決める」「入居者同士、参加型で助け合いの暮らしに共感した」という方が多いように感じます。そして、ゆいま〜る伊川谷を「最期まで暮らす終のすみか」として安心して暮らしていただくために切っても切れないのがお墓です。
「死んだ後、迷惑をかけたくない」
「子どもが墓の管理をしてくれるか分からない」
「先祖代々の墓があるが、管理が難しい」
そんな皆さんの声をもとに「共同墓地企画」がスタートしたのですが、いよいよこの11月1日、ゆいま〜る合葬墓(神戸市北区・神戸山田霊園http://kobeyamada.ohnoya.co.jp/)が開眼します。先日は神戸新聞の記者さんも取材に見えました。ご夫婦で共同墓地を申し込まれたKさんに、その動機をうかがうと…。
「自分が死んだら、海へでも散骨してもらえばいいと考えていました。でも、もし家内が先に亡くなったら、自分がやらなくちゃいけないのかと考えたんです」。共同墓地に申し込めば、その時がきても「わずらわしさがなく、安心だから」と。
11月1日にはセレモニーを予定。さらに、「毎年11月1日にはゆいま〜る伊川谷でバスをチャーターしてみんなでお墓参りに行き、昼食を食べて帰ってくるというツアーをしよう」という話で盛り上がっています。
居住者の皆さんに「ハウスにお住まいの方たちと一緒に埋葬されることをどう思いますか?」と聞いたところ、「同じゆいま〜るに暮らす者同士、同じ墓でいいじゃないか。死んだら同じやから、いいんちゃう?」と。
地域のつながりが薄れ、家族のあり方がかわってきたなかで、多様な意識と新しいカタチが求められているのだと感じます。ゆいま〜る伊川谷のあるスタッフいわく、
「お墓は家族・先祖という縦のつながりと思っていましたが、居住者同士という横のつながりもあるのだと感じます。遠くの親戚より近くの他人かも」
彼女は居住者の声を聞くなかで、自分の考えも変化したそうです。
現在、ゆいま〜る合葬墓に申し込まれている方は9組(うち、ご夫婦4組)。11月1日の開眼式を楽しみにされています。
ゆいま〜る伊川谷の居住者の声から始まったゆいま〜る合葬墓の建立。オープンから3年目を迎え、いよいよ実現します。
ゆいま〜る合葬墓(運営:一般社団法人コミュニティネットワーク協会http://www.conet.or.jp/)
施行霊園:神戸市山田霊園(神戸市北区)
ゆいま〜る伊川谷より
電車で2駅先(4分)より無料送迎バスあり/車の場合は約15分。
神戸市山田霊園ホームページhttp://kobeyamada.ohnoya.co.jp/