☆ランチ付き見学会(要予約)
9月10日(火)、9月26日(木)
◇集合時間:午前10時30分~
◇集合場所:阪神なんば線「福」駅なんば方面改札口集合
◇参加費:ランチ・コーヒー付きで500円
◇定員:各回15名
見学会では「ゆいま~る福」の魅力を是非ご体感下さい。
実際のハウス内の雰囲気、お部屋のつくり、設えなどご覧いただき、
住み心地の良さを肌で感じていただけます。
☆ランチ付き見学会(要予約)
9月10日(火)、9月26日(木)
◇集合時間:午前10時30分~
◇集合場所:阪神なんば線「福」駅なんば方面改札口集合
◇参加費:ランチ・コーヒー付きで500円
◇定員:各回15名
見学会では「ゆいま~る福」の魅力を是非ご体感下さい。
実際のハウス内の雰囲気、お部屋のつくり、設えなどご覧いただき、
住み心地の良さを肌で感じていただけます。
2018年11月にオープンした「ゆいま~る神南」では、入居の大きな動機として、子ども・兄弟姉妹が近くに住んでいることを挙げる方が半数程度を占めています。この比率は私どもから見ても意外な大きさでした。こうした「近居」は以前からあるパターンですが、ここにきて改めて日本全体で大きなトレンドになる可能性がありそうだと感じています(詳しくはこちら)。
ただし私どもにとっては、こうした近居は昔から珍しいことではありませんでした。まだまだ元気なうちに住み替える例が多い「ゆいま~るシリーズ」の入居者の場合、近居は以前から少なからぬ比率を占めています。ここでは「ゆいま~るシリーズ」での近居の例を思い起こしながら、どのようなバリエーションがあってそのメリットはなにか、デメリットはあるのか、近居に関連して「ゆいま~るシリーズ」での生活サポートはどのような役割を果たせるのかといったことをお話ししようと思います。
「ゆいま~る」で暮らす人の近居のパターンとして、親が自ら子どもの近くに住もうとする場合と、子どもから呼び寄せるパターンがありますね。前者の例として、「娘が多摩にいるので」という理由で、23区内から、あるいは遠くは関西から、多摩にある「ゆいま~る」に引っ越した方は何人も頭に浮かびます。こういう人は自分で考えて、自分で動くという自立しているひとですね。娘さんや息子さんがリードする場合は、要支援・要介護の状態になっていたり、かなり年齢が高い場合が多いですね。
自分で決めて住み替えた方で今思い浮かべている方は、近居なのですけれど、その娘さんに会いに行くことはほとんどない。逆に娘さんが2~3カ月に1度くらいの頻度で、母親の様子を見に来るのです。これくらいの頻度だと、遠くに住んでいても同じではないかという気もするのですが、近いということでなんとなく安心感があるのでしょう。いざというときにはすぐに来てもらえる距離だし、本人の気持ちは遠くに住むのとは違うのでしょうね。分かる気がします。
逆に親が高齢になると、子どもは仕事を続けながら遠い場所に住む親を頻繁に見に行くのは難しく、気になって仕方がないという状態になる。近居であれば、親の様子をうかがいながら、自分の仕事を続けることができて、時間的に楽になります。
ただし、近居によって親御さんの生活環境ががらりと変わって、親御さんが戸惑ってしまうとなると大変です。だから近居は親御さんが、生活環境が変わってもそれに適応して自分の暮らしを組み立てられるくらいに元気な場合か、逆に生活環境が変わってもあまり関係ないほど自らは動けなくなった状態の場合に、成立するのでしょうね。
後者の場合は、子どもが呼び寄せるパターンが多いですね。すでに自由に出かけたりすることが難しい親の状態、自分の部屋で自立した生活を送ることはできるけれど、遠出は難しい、買い物などは娘や息子に頼むという生活をする方もいます。後者の近居でも、親が元気なうちは親がマイペースで過ごし、老いがすすむと主導権が徐々に子どもに移っていくのが自然なのでしょうね。
近居とひとくちに言っても、親子ではなく、兄弟姉妹の例もあります。オープン時に私がハウス長を務めていた「ゆいま~る」では、入居者の実に5%くらいがこの姉妹近居のパターンでした。それぞれが離れた場所で暮らしていた姉妹が隣同士の部屋に入居したり、広い部屋にふたりで暮らす場合も・・・これは同居ですね、でも超近居と言った方がぴったりくる気がします。
子どもがいない兄弟姉妹を心配して、近くに呼び寄せるという例も少なくありません。一方で、大きな戸建てでのひとり暮らしに少し不安を感じ始めた人が、子どももいるけれども、子ども家族の近くではなく、兄弟姉妹の近くを自分で選んで越してくることもあります。この場合の住み替え先は、生まれ故郷ということが多いですね。
友人との近居を選ぶ人もいます。これからもっともっと増えてくるのではないかとも思います。「ゆいま~る」では、先行して入居した女性のお稽古事の仲間が次々に入居してくることもありました。いまではみなさん80歳代になりましたが、ほどよい距離をとりながらきちんと暮らしていらっしゃいます。ほかの老人ホームから、友達といっしょに「ゆいま~る」の別々の部屋に越して来る例もあります。
こうした友人近居を選ぶ方は、自立度は高いですね。身体的というより精神的な自立度が。こうした自立度はインテリかどうかとか、職業とか、とは関係ないです。専業主婦だった人も、日々を丁寧に暮らすことができるような方の自立度は高いですね。
男性で友人近居をする方は、思い出せませんね……。
近居の弊害のようなものがあるか、考えてみましたが、あまり思い浮かばないですね。親子近居で互いに干渉しあって問題になったという例も知りません。あるとしたら、呼び寄せた子どもサイドは「近くに住むことになったから、それで十分でしょ」という気持ちなのか、何も関わらなくなって、親はかえって寂しい思いするのではないかと思わされる場面でしょうか。子どもからすると「ゆいま~る」にはスタッフもいるしということなのでしょうが、ケアマネジャーを中心とするサービス担当者会議には同席してくれればいいのになと思うこともあります。
兄弟姉妹の近居で、呼び寄せられた方に、少し遠慮のようなものがあるなと感じることはあります。心配していろいろ言ってくれるのだけれど、呼び寄せられた方はそれがちょっと疲れるなぁと思うことはあるようです。近くにいるだけで安心感があるので、接触の程度は遠くに住んでいたときと同じくらいでよいのに……という感覚だと思います。これを見ても、近居は安心のひとつの形だと言えますよね。
近居の弊害と言えるかどうか分かりませんが、親子近居をしたけれど、友人と離れた生活をするのがつらくて、友人近居に切り替えるという例はいくつかあります。親子近居で「ゆいま~る」に移り住んだけれども、友人から遠くなって言葉(方言)の違いもつらくて、また元の地域に戻った人もいます。逆にいったんは親子近居を選んだけれど、友人近居に切り替えて「ゆいま~る」に入居した人もいます。
フロントの生活コーディネーターは近居の家族とも接触します。親の生活に関する情報交換とかね。もちろん、ときどき娘や息子、あるいは呼び寄せた兄弟姉妹が電話してきて、「ちゃんとやっていますかね?」なんて問い合わせてくることもあります。生活コーディネーターが第三者としてクッション材になることで、近居の関係が穏やかなものになるという効果はあると思います。直接聞くと角が立つこともあるでしょう。
間に入って苦労したこともあります。ある例では親子の距離が近過ぎて、生活のすべてについて子どもが口をはさむような状況となり、親子関係がぎくしゃくしていたことがありました。しかし「ゆいま~る」に入居され、スタッフのサポートの中、親が落ち着いた日常を送るようになると、次第に親子の関係も適性の距離をとれるようになりました。これも、「ゆいま~る」が緩衝材の役割を果たした例だと思っています。第三者が介在することのない単なる近居では、関係の改善は難しかったかもしれません。
友人近居も、第三者が介在しない形ではどこかで煮詰まった状態になる可能性もありますよね。そこに、生活コーディネーター、コンシェルジュのような介在役を、「ゆいま~る」のフロントは果たせると思います。
以上のように「ゆいま~る」では近居は珍しい例ではありませんが、「人生100年時代」という言葉が浸透するに従って、近居にメリットがあることに気付く人は増えていくでしょう。子世代が自分の老後を考え始める頃になっても親は実家で独居していたりして、お互いの将来の暮らし方を同時並行して考えざるを得ない状況も珍しくなくなりました。こうした状態から、ひとり暮らしの親が心配な子世代や親自身が近居を選ぶケースが増えていくだろうと考えています。「ゆいま~る」は今後も、元気で活動的な生活を送ることのできる近居の受け皿としても発展していきたいと思います。
2018年11月にオープンした「ゆいま~る神南」では、入居の大きな動機として、子ども・兄弟姉妹が近くに住んでいることを挙げる方が半数程度を占めています。この比率は私どもから見ても意外な大きさでした。こうした「近居」は以前からあるパターンですが、ここにきて改めて日本全体で大きなトレンドになる可能性がありそうだと感じています(詳しくはこちら)。
ただし私どもにとっては、こうした近居は昔から珍しいことではありませんでした。まだまだ元気なうちに住み替える例が多い「ゆいま~るシリーズ」の入居者の場合、近居は以前から少なからぬ比率を占めています。ここでは「ゆいま~るシリーズ」での近居の例を思い起こしながら、どのようなバリエーションがあってそのメリットはなにか、デメリットはあるのか、近居に関連して「ゆいま~るシリーズ」での生活サポートはどのような役割を果たせるのかといったことをお話ししようと思います。
「ゆいま~る」で暮らす人の近居のパターンとして、親が自ら子どもの近くに住もうとする場合と、子どもから呼び寄せるパターンがありますね。前者の例として、「娘が多摩にいるので」という理由で、23区内から、あるいは遠くは関西から、多摩にある「ゆいま~る」に引っ越した方は何人も頭に浮かびます。こういう人は自分で考えて、自分で動くという自立しているひとですね。娘さんや息子さんがリードする場合は、要支援・要介護の状態になっていたり、かなり年齢が高い場合が多いですね。
自分で決めて住み替えた方で今思い浮かべている方は、近居なのですけれど、その娘さんに会いに行くことはほとんどない。逆に娘さんが2~3カ月に1度くらいの頻度で、母親の様子を見に来るのです。これくらいの頻度だと、遠くに住んでいても同じではないかという気もするのですが、近いということでなんとなく安心感があるのでしょう。いざというときにはすぐに来てもらえる距離だし、本人の気持ちは遠くに住むのとは違うのでしょうね。分かる気がします。
逆に親が高齢になると、子どもは仕事を続けながら遠い場所に住む親を頻繁に見に行くのは難しく、気になって仕方がないという状態になる。近居であれば、親の様子をうかがいながら、自分の仕事を続けることができて、時間的に楽になります。
ただし、近居によって親御さんの生活環境ががらりと変わって、親御さんが戸惑ってしまうとなると大変です。だから近居は親御さんが、生活環境が変わってもそれに適応して自分の暮らしを組み立てられるくらいに元気な場合か、逆に生活環境が変わってもあまり関係ないほど自らは動けなくなった状態の場合に、成立するのでしょうね。
後者の場合は、子どもが呼び寄せるパターンが多いですね。すでに自由に出かけたりすることが難しい親の状態、自分の部屋で自立した生活を送ることはできるけれど、遠出は難しい、買い物などは娘や息子に頼むという生活をする方もいます。後者の近居でも、親が元気なうちは親がマイペースで過ごし、老いがすすむと主導権が徐々に子どもに移っていくのが自然なのでしょうね。
近居とひとくちに言っても、親子ではなく、兄弟姉妹の例もあります。オープン時に私がハウス長を務めていた「ゆいま~る」では、入居者の実に5%くらいがこの姉妹近居のパターンでした。それぞれが離れた場所で暮らしていた姉妹が隣同士の部屋に入居したり、広い部屋にふたりで暮らす場合も・・・これは同居ですね、でも超近居と言った方がぴったりくる気がします。
子どもがいない兄弟姉妹を心配して、近くに呼び寄せるという例も少なくありません。一方で、大きな戸建てでのひとり暮らしに少し不安を感じ始めた人が、子どももいるけれども、子ども家族の近くではなく、兄弟姉妹の近くを自分で選んで越してくることもあります。この場合の住み替え先は、生まれ故郷ということが多いですね。
友人との近居を選ぶ人もいます。これからもっともっと増えてくるのではないかとも思います。「ゆいま~る」では、先行して入居した女性のお稽古事の仲間が次々に入居してくることもありました。いまではみなさん80歳代になりましたが、ほどよい距離をとりながらきちんと暮らしていらっしゃいます。ほかの老人ホームから、友達といっしょに「ゆいま~る」の別々の部屋に越して来る例もあります。
こうした友人近居を選ぶ方は、自立度は高いですね。身体的というより精神的な自立度が。こうした自立度はインテリかどうかとか、職業とか、とは関係ないです。専業主婦だった人も、日々を丁寧に暮らすことができるような方の自立度は高いですね。
男性で友人近居をする方は、思い出せませんね……。
近居の弊害のようなものがあるか、考えてみましたが、あまり思い浮かばないですね。親子近居で互いに干渉しあって問題になったという例も知りません。あるとしたら、呼び寄せた子どもサイドは「近くに住むことになったから、それで十分でしょ」という気持ちなのか、何も関わらなくなって、親はかえって寂しい思いするのではないかと思わされる場面でしょうか。子どもからすると「ゆいま~る」にはスタッフもいるしということなのでしょうが、ケアマネジャーを中心とするサービス担当者会議には同席してくれればいいのになと思うこともあります。
兄弟姉妹の近居で、呼び寄せられた方に、少し遠慮のようなものがあるなと感じることはあります。心配していろいろ言ってくれるのだけれど、呼び寄せられた方はそれがちょっと疲れるなぁと思うことはあるようです。近くにいるだけで安心感があるので、接触の程度は遠くに住んでいたときと同じくらいでよいのに……という感覚だと思います。これを見ても、近居は安心のひとつの形だと言えますよね。
近居の弊害と言えるかどうか分かりませんが、親子近居をしたけれど、友人と離れた生活をするのがつらくて、友人近居に切り替えるという例はいくつかあります。親子近居で「ゆいま~る」に移り住んだけれども、友人から遠くなって言葉(方言)の違いもつらくて、また元の地域に戻った人もいます。逆にいったんは親子近居を選んだけれど、友人近居に切り替えて「ゆいま~る」に入居した人もいます。
フロントの生活コーディネーターは近居の家族とも接触します。親の生活に関する情報交換とかね。もちろん、ときどき娘や息子、あるいは呼び寄せた兄弟姉妹が電話してきて、「ちゃんとやっていますかね?」なんて問い合わせてくることもあります。生活コーディネーターが第三者としてクッション材になることで、近居の関係が穏やかなものになるという効果はあると思います。直接聞くと角が立つこともあるでしょう。
間に入って苦労したこともあります。ある例では親子の距離が近過ぎて、生活のすべてについて子どもが口をはさむような状況となり、親子関係がぎくしゃくしていたことがありました。しかし「ゆいま~る」に入居され、スタッフのサポートの中、親が落ち着いた日常を送るようになると、次第に親子の関係も適性の距離をとれるようになりました。これも、「ゆいま~る」が緩衝材の役割を果たした例だと思っています。第三者が介在することのない単なる近居では、関係の改善は難しかったかもしれません。
友人近居も、第三者が介在しない形ではどこかで煮詰まった状態になる可能性もありますよね。そこに、生活コーディネーター、コンシェルジュのような介在役を、「ゆいま~る」のフロントは果たせると思います。
以上のように「ゆいま~る」では近居は珍しい例ではありませんが、「人生100年時代」という言葉が浸透するに従って、近居にメリットがあることに気付く人は増えていくでしょう。子世代が自分の老後を考え始める頃になっても親は実家で独居していたりして、お互いの将来の暮らし方を同時並行して考えざるを得ない状況も珍しくなくなりました。こうした状態から、ひとり暮らしの親が心配な子世代や親自身が近居を選ぶケースが増えていくだろうと考えています。「ゆいま~る」は今後も、元気で活動的な生活を送ることのできる近居の受け皿としても発展していきたいと思います。
2018年11月にオープンした「ゆいま~る神南」では、入居の大きな動機として、子ども・兄弟姉妹が近くに住んでいることを挙げる方が半数程度を占めています。この比率は私どもから見ても意外な大きさでした。こうした「近居」は以前からあるパターンですが、ここにきて改めて日本全体で大きなトレンドになる可能性がありそうだと感じています(詳しくはこちら)。
ただし私どもにとっては、こうした近居は昔から珍しいことではありませんでした。まだまだ元気なうちに住み替える例が多い「ゆいま~るシリーズ」の入居者の場合、近居は以前から少なからぬ比率を占めています。ここでは「ゆいま~るシリーズ」での近居の例を思い起こしながら、どのようなバリエーションがあってそのメリットはなにか、デメリットはあるのか、近居に関連して「ゆいま~るシリーズ」での生活サポートはどのような役割を果たせるのかといったことをお話ししようと思います。
「ゆいま~る」で暮らす人の近居のパターンとして、親が自ら子どもの近くに住もうとする場合と、子どもから呼び寄せるパターンがありますね。前者の例として、「娘が多摩にいるので」という理由で、23区内から、あるいは遠くは関西から、多摩にある「ゆいま~る」に引っ越した方は何人も頭に浮かびます。こういう人は自分で考えて、自分で動くという自立しているひとですね。娘さんや息子さんがリードする場合は、要支援・要介護の状態になっていたり、かなり年齢が高い場合が多いですね。
自分で決めて住み替えた方で今思い浮かべている方は、近居なのですけれど、その娘さんに会いに行くことはほとんどない。逆に娘さんが2~3カ月に1度くらいの頻度で、母親の様子を見に来るのです。これくらいの頻度だと、遠くに住んでいても同じではないかという気もするのですが、近いということでなんとなく安心感があるのでしょう。いざというときにはすぐに来てもらえる距離だし、本人の気持ちは遠くに住むのとは違うのでしょうね。分かる気がします。
逆に親が高齢になると、子どもは仕事を続けながら遠い場所に住む親を頻繁に見に行くのは難しく、気になって仕方がないという状態になる。近居であれば、親の様子をうかがいながら、自分の仕事を続けることができて、時間的に楽になります。
ただし、近居によって親御さんの生活環境ががらりと変わって、親御さんが戸惑ってしまうとなると大変です。だから近居は親御さんが、生活環境が変わってもそれに適応して自分の暮らしを組み立てられるくらいに元気な場合か、逆に生活環境が変わってもあまり関係ないほど自らは動けなくなった状態の場合に、成立するのでしょうね。
後者の場合は、子どもが呼び寄せるパターンが多いですね。すでに自由に出かけたりすることが難しい親の状態、自分の部屋で自立した生活を送ることはできるけれど、遠出は難しい、買い物などは娘や息子に頼むという生活をする方もいます。後者の近居でも、親が元気なうちは親がマイペースで過ごし、老いがすすむと主導権が徐々に子どもに移っていくのが自然なのでしょうね。
近居とひとくちに言っても、親子ではなく、兄弟姉妹の例もあります。オープン時に私がハウス長を務めていた「ゆいま~る」では、入居者の実に5%くらいがこの姉妹近居のパターンでした。それぞれが離れた場所で暮らしていた姉妹が隣同士の部屋に入居したり、広い部屋にふたりで暮らす場合も・・・これは同居ですね、でも超近居と言った方がぴったりくる気がします。
子どもがいない兄弟姉妹を心配して、近くに呼び寄せるという例も少なくありません。一方で、大きな戸建てでのひとり暮らしに少し不安を感じ始めた人が、子どももいるけれども、子ども家族の近くではなく、兄弟姉妹の近くを自分で選んで越してくることもあります。この場合の住み替え先は、生まれ故郷ということが多いですね。
友人との近居を選ぶ人もいます。これからもっともっと増えてくるのではないかとも思います。「ゆいま~る」では、先行して入居した女性のお稽古事の仲間が次々に入居してくることもありました。いまではみなさん80歳代になりましたが、ほどよい距離をとりながらきちんと暮らしていらっしゃいます。ほかの老人ホームから、友達といっしょに「ゆいま~る」の別々の部屋に越して来る例もあります。
こうした友人近居を選ぶ方は、自立度は高いですね。身体的というより精神的な自立度が。こうした自立度はインテリかどうかとか、職業とか、とは関係ないです。専業主婦だった人も、日々を丁寧に暮らすことができるような方の自立度は高いですね。
男性で友人近居をする方は、思い出せませんね……。
近居の弊害のようなものがあるか、考えてみましたが、あまり思い浮かばないですね。親子近居で互いに干渉しあって問題になったという例も知りません。あるとしたら、呼び寄せた子どもサイドは「近くに住むことになったから、それで十分でしょ」という気持ちなのか、何も関わらなくなって、親はかえって寂しい思いするのではないかと思わされる場面でしょうか。子どもからすると「ゆいま~る」にはスタッフもいるしということなのでしょうが、ケアマネジャーを中心とするサービス担当者会議には同席してくれればいいのになと思うこともあります。
兄弟姉妹の近居で、呼び寄せられた方に、少し遠慮のようなものがあるなと感じることはあります。心配していろいろ言ってくれるのだけれど、呼び寄せられた方はそれがちょっと疲れるなぁと思うことはあるようです。近くにいるだけで安心感があるので、接触の程度は遠くに住んでいたときと同じくらいでよいのに……という感覚だと思います。これを見ても、近居は安心のひとつの形だと言えますよね。
近居の弊害と言えるかどうか分かりませんが、親子近居をしたけれど、友人と離れた生活をするのがつらくて、友人近居に切り替えるという例はいくつかあります。親子近居で「ゆいま~る」に移り住んだけれども、友人から遠くなって言葉(方言)の違いもつらくて、また元の地域に戻った人もいます。逆にいったんは親子近居を選んだけれど、友人近居に切り替えて「ゆいま~る」に入居した人もいます。
フロントの生活コーディネーターは近居の家族とも接触します。親の生活に関する情報交換とかね。もちろん、ときどき娘や息子、あるいは呼び寄せた兄弟姉妹が電話してきて、「ちゃんとやっていますかね?」なんて問い合わせてくることもあります。生活コーディネーターが第三者としてクッション材になることで、近居の関係が穏やかなものになるという効果はあると思います。直接聞くと角が立つこともあるでしょう。
間に入って苦労したこともあります。ある例では親子の距離が近過ぎて、生活のすべてについて子どもが口をはさむような状況となり、親子関係がぎくしゃくしていたことがありました。しかし「ゆいま~る」に入居され、スタッフのサポートの中、親が落ち着いた日常を送るようになると、次第に親子の関係も適性の距離をとれるようになりました。これも、「ゆいま~る」が緩衝材の役割を果たした例だと思っています。第三者が介在することのない単なる近居では、関係の改善は難しかったかもしれません。
友人近居も、第三者が介在しない形ではどこかで煮詰まった状態になる可能性もありますよね。そこに、生活コーディネーター、コンシェルジュのような介在役を、「ゆいま~る」のフロントは果たせると思います。
以上のように「ゆいま~る」では近居は珍しい例ではありませんが、「人生100年時代」という言葉が浸透するに従って、近居にメリットがあることに気付く人は増えていくでしょう。子世代が自分の老後を考え始める頃になっても親は実家で独居していたりして、お互いの将来の暮らし方を同時並行して考えざるを得ない状況も珍しくなくなりました。こうした状態から、ひとり暮らしの親が心配な子世代や親自身が近居を選ぶケースが増えていくだろうと考えています。「ゆいま~る」は今後も、元気で活動的な生活を送ることのできる近居の受け皿としても発展していきたいと思います。
昨年11月にオープンした「ゆいま~る神南」(名古屋市港区木場町)の入居者募集の中で、いわゆる“ 近居”に大きなニーズがあることが改めて分かってきました。 現在の「ゆいま~る神南」の契約者および予約申し込みをした方のうち、子ども・兄弟・親しい友人が近くに住んでいることを転居の大きな動機に挙げる方が半数程度を占めています。この比率は、我々も予期しなかった意外な高さです。
この、いわゆる“近居”がこの地域でなぜ多いのかを探るうちに、以下のような背景が見えてきました。 実はこの地域だけでなく、日本全体で大きなトレンドになる動きなのかもしれません。いわば令和の時代の新たな親子関係と言えそうな構図です。
きっかけは、「ゆいま~る神南」の沖田美代ハウス長が近隣を歩いているときの出会いでした(末尾の付録A参照)。 最近息子に呼ばれて越してきた人、マンションを買い足して義姉を呼び寄せた人などと偶然に出会い、“近居”や“呼び寄せ”がキーワードとして浮上してきました。
下掲のグラフは、木場町の人口推移です(国勢調査より)。名古屋市の人々には、木場町といえば伊勢湾台風で大きな被害を受けた場所という記憶が強く残っているようですが、1980年代に人口が急増し、全戸南向きのマンションが建ち並ぶ現在の街に変貌しました。
東京の高島平団地や多摩ニュータウンと比べると約20年遅れの人口変化のパターンですが、2015年時点の人口ピラミッドは下掲のようになり、人口のピークがティーンエイジャーと40歳代50歳代にあり、まだ子育て中の壮年夫婦が中核を占めている街であることが分かります。
そして「人生100年時代」といわれ始めた昨今では、40歳代50歳代のかなりの比率の方が遠くで暮らす親が気がかりな心境にあるのは間違いありません。
冒頭に申し上げたように“近居”が動機になって「ゆいま~る神南」を検討する方が増えている理由は、こうした背景から理解できるようになりました。高齢者の親と子ども家族が遠くに離れて住むより、あるいは同居するより、“近居”した方がメリットが大きいと考えるケースが増えているようです(末尾の付録B,C,D参照)。 しかしこれまでは、「近くにいながら同居しないとは!」といった道徳観の縛りもあり、そうした暮らし方は現実になりにくいものでした。人生100年時代という言葉と共に、こうした縛りからも解放され始めたことが、実際の動きから読み取れると言ってよいでしょう。
人生100年時代を前提としたとき、家族のあり方にもこれまでとは違うイメージが生まれてくるのは必然でしょう。
そのキーワードは“個人間の適正距離”なのかもしれません。 実の親子といえども、同居すべきだという認識は崩れてきています。同居が必ずしも“適正距離”になるとは限らないという認識が多数派になりつつあります。 しかし、家族が完全に離散するわけではありません。 そのとき、“近居”が“適正距離”を保ちやすい親子の暮らし方として認識される可能性があるのではないでしょうか(末尾の付録D参照)。
「ゆいま~る神南」は特に、元気なアクティブシニアの住み替え先として、大きなアドバンテージを有しています。 それは①高齢者住宅の中で最も束縛が少ない分散型、②居室面積が約63m2と広く、引越しが楽(徹底して断捨離する必要がない)、③手ごろな家賃や生活サポート費です。
人生100年時代の地域包括ケアを考えたとき、こうした「自由な暮らしと老後の安心を確保できる」アクティブシニア向け高齢者住宅 という受け皿は、これからの日本全体に必要とされるインフラなのではないでしょうか。
付録A:今回の気付きのきっかけとなった、沖田ハウス長の2019年2月20日の日報
付録B:親が子世代と同居しながら最期を迎える時代ではなくなる
かつて、高齢になった親との同居で問題といえば、嫁姑の関係が中心でした。しかし今や、実の娘が同居する老親との関係で悩む例も増えています。確かに平均寿命が伸びてきた現在、親の介護に疲れきった50歳代60歳代の方々も増えています。
その結果として、現在の60歳代70歳代の多くは、自分は子どもの家族と同居したくないと思っています。子どもに迷惑をかけたくないという思いと、逆に子ども達から自分の生活を束縛されたくないという思いが重なっています。
「ゆいま~るシリーズ」には、こうした自立性が高く、自分の生活を楽しんで暮らしたいと考える方が、老後の安心を兼ね備える場所として入居されてきます。
付録C:遠い実家で親が独居する状態は、問題先送りの状況だと焦りが募る子世代
子ども達は遠くで家庭をつくり、実家には両親だけが住み、やがて片親が亡くなり独居状態になる―――高度成長期の時代から核家族化が進行し、今も基本的に変わらないパターンです。ただし平均寿命が伸びた現在では、子世代が自分達の老後を考え始める頃になっても親が実家で独居といった例が珍しくなくなっています。子世代は、自分の老後を考えながらも、親が体調を崩したり事故を起したり、いずれ介護状態になったらどうなるのかを心配せねばならず、問題を先送りしているという焦りは次第に強くなります。ここにも、“近居”を促す状況があります。
付録D:近居での“距離感”はストレスフリーの関係を維持しやすい
同居、あるいは遠居に比べた“近居”のメリットは、互いの“距離感”を調整しやすく、ストレスになる状態を避けやすいことです。ただしそのためには、お互いに過度の干渉はしない姿勢を意識的にとる必要はあるでしょう。その前提があれば、たとえば数分でよいからときどき様子を見に行くといった接触で、お互いに安心できる関係を保つことが可能でしょう。
昨年11月にオープンした「ゆいま~る神南」(名古屋市港区木場町)の入居者募集の中で、いわゆる“ 近居”に大きなニーズがあることが改めて分かってきました。 現在の「ゆいま~る神南」の契約者および予約申し込みをした方のうち、子ども・兄弟・親しい友人が近くに住んでいることを転居の大きな動機に挙げる方が半数程度を占めています。この比率は、我々も予期しなかった意外な高さです。
この、いわゆる“近居”がこの地域でなぜ多いのかを探るうちに、以下のような背景が見えてきました。 実はこの地域だけでなく、日本全体で大きなトレンドになる動きなのかもしれません。いわば令和の時代の新たな親子関係と言えそうな構図です。
きっかけは、「ゆいま~る神南」の沖田美代ハウス長が近隣を歩いているときの出会いでした(末尾の付録A参照)。 最近息子に呼ばれて越してきた人、マンションを買い足して義姉を呼び寄せた人などと偶然に出会い、“近居”や“呼び寄せ”がキーワードとして浮上してきました。
下掲のグラフは、木場町の人口推移です(国勢調査より)。名古屋市の人々には、木場町といえば伊勢湾台風で大きな被害を受けた場所という記憶が強く残っているようですが、1980年代に人口が急増し、全戸南向きのマンションが建ち並ぶ現在の街に変貌しました。
東京の高島平団地や多摩ニュータウンと比べると約20年遅れの人口変化のパターンですが、2015年時点の人口ピラミッドは下掲のようになり、人口のピークがティーンエイジャーと40歳代50歳代にあり、まだ子育て中の壮年夫婦が中核を占めている街であることが分かります。
そして「人生100年時代」といわれ始めた昨今では、40歳代50歳代のかなりの比率の方が遠くで暮らす親が気がかりな心境にあるのは間違いありません。
冒頭に申し上げたように“近居”が動機になって「ゆいま~る神南」を検討する方が増えている理由は、こうした背景から理解できるようになりました。高齢者の親と子ども家族が遠くに離れて住むより、あるいは同居するより、“近居”した方がメリットが大きいと考えるケースが増えているようです(末尾の付録B,C,D参照)。 しかしこれまでは、「近くにいながら同居しないとは!」といった道徳観の縛りもあり、そうした暮らし方は現実になりにくいものでした。人生100年時代という言葉と共に、こうした縛りからも解放され始めたことが、実際の動きから読み取れると言ってよいでしょう。
人生100年時代を前提としたとき、家族のあり方にもこれまでとは違うイメージが生まれてくるのは必然でしょう。
そのキーワードは“個人間の適正距離”なのかもしれません。 実の親子といえども、同居すべきだという認識は崩れてきています。同居が必ずしも“適正距離”になるとは限らないという認識が多数派になりつつあります。 しかし、家族が完全に離散するわけではありません。 そのとき、“近居”が“適正距離”を保ちやすい親子の暮らし方として認識される可能性があるのではないでしょうか(末尾の付録D参照)。
「ゆいま~る神南」は特に、元気なアクティブシニアの住み替え先として、大きなアドバンテージを有しています。 それは①高齢者住宅の中で最も束縛が少ない分散型、②居室面積が約63m2と広く、引越しが楽(徹底して断捨離する必要がない)、③手ごろな家賃や生活サポート費です。
人生100年時代の地域包括ケアを考えたとき、こうした「自由な暮らしと老後の安心を確保できる」アクティブシニア向け高齢者住宅 という受け皿は、これからの日本全体に必要とされるインフラなのではないでしょうか。
付録A:今回の気付きのきっかけとなった、沖田ハウス長の2019年2月20日の日報
付録B:親が子世代と同居しながら最期を迎える時代ではなくなる
かつて、高齢になった親との同居で問題といえば、嫁姑の関係が中心でした。しかし今や、実の娘が同居する老親との関係で悩む例も増えています。確かに平均寿命が伸びてきた現在、親の介護に疲れきった50歳代60歳代の方々も増えています。
その結果として、現在の60歳代70歳代の多くは、自分は子どもの家族と同居したくないと思っています。子どもに迷惑をかけたくないという思いと、逆に子ども達から自分の生活を束縛されたくないという思いが重なっています。
「ゆいま~るシリーズ」には、こうした自立性が高く、自分の生活を楽しんで暮らしたいと考える方が、老後の安心を兼ね備える場所として入居されてきます。
付録C:遠い実家で親が独居する状態は、問題先送りの状況だと焦りが募る子世代
子ども達は遠くで家庭をつくり、実家には両親だけが住み、やがて片親が亡くなり独居状態になる―――高度成長期の時代から核家族化が進行し、今も基本的に変わらないパターンです。ただし平均寿命が伸びた現在では、子世代が自分達の老後を考え始める頃になっても親が実家で独居といった例が珍しくなくなっています。子世代は、自分の老後を考えながらも、親が体調を崩したり事故を起したり、いずれ介護状態になったらどうなるのかを心配せねばならず、問題を先送りしているという焦りは次第に強くなります。ここにも、“近居”を促す状況があります。
付録D:近居での“距離感”はストレスフリーの関係を維持しやすい
同居、あるいは遠居に比べた“近居”のメリットは、互いの“距離感”を調整しやすく、ストレスになる状態を避けやすいことです。ただしそのためには、お互いに過度の干渉はしない姿勢を意識的にとる必要はあるでしょう。その前提があれば、たとえば数分でよいからときどき様子を見に行くといった接触で、お互いに安心できる関係を保つことが可能でしょう。
今回のブログはすっかりお馴染みの家政大学の学生さん達が作ってくださるお食事会についてご報告いたします!
家政大学の学生さん達による高齢者の食事研究の為に、毎月1回開催されています。
今月のメニューは
・ご飯
・鶏つくねと高野豆腐の煮物
・オクラとしめじの和え物
・ミョウガと卵のお吸い物
・季節のフルーツ(すいか)
この暑い夏、乗り切るためのお食事って本当に難しいですね。
食欲がない、気力がない、考えつかない、のナイナイづくし。
そんな悩みを女子大生たちが解決してくれました。
梅風味やお出汁でさっぱりと。
でも鶏肉や高野豆腐でタンパク質たっぷり。
食べ応えも栄養も十分。さすがです。
美味しいお吸い物や、高野豆腐にたっぷりとしみ込んだ塩分と糖分のだし汁は
お水を飲むのが苦手な高齢者の方の熱中症予防の水分補給にもなるんではないでしょうか。
せっせと作ってくださる学生さんと先生を横目に
美味しそうな香りと共に仕事をする我々スタッフ。
匂いだけでも幸せです。
いよいよテーブルセッティングも終わり、スタッフも一緒に「いただきま~~~~す!!」
楽しいおしゃべりとお食事が始まりました。
どれも美味しく、さっぱりと夏向きのメニューに入居者の方たちも
美味しそうに召し上がっています。
私も大盛ご飯を物ともせずもちろん完食!!
デザートも暑い夏にはぴったりのスイカ。
最後まで美味しくいただきました。
月一回のお食事会ですがみなさん楽しみにされているのが
本当によくわかります。次回はなにかな??
ご見学・視察については、随時対応させていただきます。
詳しくは、ゆいま~る厚沢部フロントへお気軽にお問合せください。
※視察についてはこちらをご覧ください→「視察申込み」
ゆいま~る厚沢部
(フリーダイヤル) 0800-800-1767
7月30日(火)14:30より多目的室にて、完成期を考える会「もしバナカードで話しましょう」を居住者7名とスタッフ3名で開催しました。
もしバナカードは、自分の最期にどう在りたいか、万一の場合はどのようにケアしてほしいかなど、ゲームを通じて話し合うことができるカードです。
自分の最期を考えるという難しい内容ですし、初めての開催ということもあり、少し緊張感漂う雰囲気で始まりました。
まずは、カードに書かれた言葉を一覧表にしたものを全員に配り、A重要なもの、Bある程度重要なもの、Cそれほど重要ではないものに分けてから、AとCから特にそう思うものをそれぞれ3つずつ選んでもらいました
分けるのは難しかったのですが、全員が分け終わってから、1人ずつなぜそれらを選んだのかを発表。
他の方の意見を聞くと「私も同じ!」「なるほどね」との感想もあり、徐々に和やかな雰囲気になりました。
それから、2グループに別れてヨシダルールにておこない、なぜそのカードを選んだのかを発表しました。
「改めて考えるよい機会になった」「この先気持ちは変わるだろうし、状況によって考えも変わってくると思う」など感想がありました。
初めは難しく思っていましたが、考えるうちに自分の気持ちも整理することができ、みなさんが希望している理由も参考になりました。
「このカードはみんなに人気」「きっとあなたはこのカードがほしいのでは?!」など、参加者で楽しく話し合うことができ、有意義な時間となりました。
完成期を考える会は今後もテーマを変えて、居住者とスタッフ一緒に開催していきたく思います。
毎月第3土曜日に、ゆいま~る聖ヶ丘にて、
認知症カフェ「だんだん」を開催しています。
地域の皆様の集いの場、くつろぎの場となるように、
毎回多方面のゲストをお招きしてのミニ講演会の他、
参加者同士での意見交換、相談事など「聴く」「動く」「話す」
が魅力のカフェになっております。
介護をしている方、認知症に関心のある方など、
どなたでもご参加いただけます。
また、聖ヶ丘スタッフの野中は「認知症ケア専門士」です。
ご相談などありましたら、お気軽にご相談ください。
8月はお休みをいただきましたが、9月よりまた
楽しいお話や手作りの時間、脳トレや体を動かすちょっとした
体操など毎月テーマを変えて開催いたします。
是非、ご参加ください。
****************************************************
ミニ講演
「介護・認知症・なんでも相談会」
認知症ケア専門士 野中直美
ゆいま~る聖ヶ丘スタッフ 星聡子
◆日程:2019年9月21(土)
◆時間:午前10:30~12:00
◆会場:ゆいま~る聖ヶ丘 多目的室
◆参加費:200円
※開催日の3日前までに予約をお願いします。
Copyright © Community Net Inc.