♪ピアノミニコンサート

ゆいま~る聖ヶ丘の多目的室に1台のピアノがやってきたのは9月5日のこと。

実はこのピアノには多くの人の想いがこもっているのです。

事の始まりは入居者の方が見つけた1つの新聞記事から。

「吉報よ!」と入居者のKさんが教えてくださったのは、8月10日の朝日新聞に載っていた「聴かせてあげたい よみがえった調べ新品同様によみがえったピアノを使ってみませんか?」という記事。

終戦直後に製作された後、長く放置されひどい状態であったピアノを「日本ピアノ調律・音楽学院」の生徒さんたちが心を込めて10か月もの時間をかけて修理したものを寄贈してくださるという内容のものでした。

今まで多目的室にあったものは小さな電子オルガンだけ。

ここはぜひとも応募して本物のピアノを手に入れたい!とさっそく応募したものの、寄贈されるのはたったの2台。

諦めかけていた矢先、なんとゆいま~る聖ヶ丘が選ばれたという知らせが入ったのです。

ピアノが来てから、迫力のある生演奏に、うたごえサークルの歌声も更に美しく、元気に響いています。

9月26日、生徒さんたちが調律を兼ねてミニコンサートを開いてくださいました。

生まれ変わったピアノを演奏する生徒さんたちのまなざしは巣立っていった子供を見守る親のような優しさで溢れていました。

オープンまで5ケ月!

初めまして。ゆいま〜る拝島ブログ担当の瀬村です。ゆいま〜る拝島(東京都福生市)は44戸のサービス付き高齢者向け住宅。2013年3月のオープンを目指して現在、建設中です。詳しいことは、次回以降にお伝えすることにして、今日は、週1回のペースで開いている現場見学会の様子をお伝えします。

これは9月28日に開いた見学会の模様です。ゆいま〜る拝島の周りを散策していただいた後、開設準備室でハウスの仕組みをご説明しています。

ゆいま〜る拝島の見学会で毎回、必ず行っているのが「スタッフと参加者の皆さんの自己紹介」です。

「見学に来ようと思ったきっかけ」や「こんなことを知りたい」ということを一言ずついただきます。どんなに参加者が多い会でも、私たちはこの「自己紹介」の時間を大切にしています。

なぜなら、皆さんの想いを受け止め、私たちの想いも伝えるという「双方向」のコミュニケーションを通して、居住者が主体となった参加型の住まいをつくっていきたいからです。この日、ある参加者の方からこんな言葉をいただきました。

「いろいろな高齢者住宅を見学してきたけれど、こんなに温かい雰囲気は初めて」

スタッフ一同、嬉しくてたまりませんでした。

ゆいま〜る拝島では、見学会の他にもセミナーやイベントを開催しています。よろしければ是非一度、拝島へお越し下さい。ハウスオープンまであと5ケ月。日々の歩みをこのブログでお伝えしていきたいと思っています。