2013年4月号の住宅産業百科に、URの団地再生事業として多摩平の森(りえんと多摩平・AURA243・ゆいま~る多摩平の森それぞれ)が掲載されました!
おたがいさま歓迎会
「おたがいさま ゆいま~る」主催の入居者歓迎会が開催されました。
3月31日(日)ゆいま~る食堂において、「おたがいさま 歓迎会」が開催されました。1月から「おたがいさま ゆいま~る」のメンバーで話し合われ実行委員会を立ち上げて、企画・準備・片付けまで中心となって行われました。
「おたがいさま ゆいま~る」とは・・・
「生活をより楽しくするために、元気なうちから 頼んだり頼まれたりしませんか?」とゆいま~る伊川谷に暮らす居住者同士が「おたがいさま」の気持ちで助け合いましょうと活動を始めました。お願いがある方が1階の通路にあるボードに、お願いことを書いたカードを貼るとお世話係の方が「出来ること」を登録している居住者へつないでくれます。手助けできるお手伝いはゴミ出し、簡単な買い物代行、お部屋への配膳など。無料が心苦しい方のために猫の貯金箱も置いています。
「ゆいま~る伊川谷への入居が始まって3年半が経ちます。」「皆さん新しい暮らしの場で、生活になじむのに精一杯でなかなか周りが見えなかったのではありませんか。縁あって同じ屋根の下に暮らす同士お互いを歓迎して絆を深めましょう」と呼びかけ、スタッフ等含め34名が参加しました。前日は受付担当の方がコーヒーや紅茶をクッキーと一緒にセットするなど、実行委員の方々がそわそわ、ウキウキとフロント前を通る姿が見えました。
歓迎会では全員で自己紹介をして個性あふれる一言発言に笑顔が溢れました。サークル活動を紹介したスライドショーを見たあとクッキーとお茶で楽しく語らい盛り上がりました。
閉会後、主催者の反省会で、「ゆいま~る伊川谷」の理念は、私たち居住者の過ごし方なのよ!」と力説されていました。この会で居住者同志がまとまり、伊川谷の3年の歴史を共有できた事と思います。おたがいさまの心にゆいま~る伊川谷は支えられています。
多摩で活躍中の「海人三線クラブ」コンサート
先月、近隣で活動されている三線サークル「海人三線(うみんちゅさんしん)クラブ」による、沖縄ミニコンサートが開かれました。三線や太鼓による演奏は、沖縄の風が吹き込んできたように、多目的室を爽やかな空気でいっぱいにしてくれました。
最後は会場じゅうで、手を上に上げ、左へ右へと沖縄踊り。大盛り上がり!!
「ゆいま~る」という唄もあるそうです。「ゆいま~る」は、「結い」を表す沖縄の言葉で、「結びつき」や「助け合い」を意味します。ぜひ次回は「ゆいま~る聖ヶ丘」で「ゆいま~る」の唄を聴きたいものです。
シルバー産業新聞(聖ヶ丘)
「多摩地区における急激な高齢化 医療・介護・住まいの連携で対応」
内装完成!厚沢部町長が見学に来られました!
こんにちは。ゆいま~る厚沢部の安藤です。
ゆいま~る厚沢部の内装が遂に完成しました!早速、厚沢部町の渋田正己町長、笹谷勝博副町長をはじめ厚沢部町役場の職員の方々が見学に来てくださいました。
木造で、光をたっぷり採り入れられるように設計されたゆいま~る厚沢部、入った時の第一印象は「明るい!」と皆さん話されていました。「広さなど、数字で見るのと実際に見るのとは印象が違うね」「一人部屋ならゆったりしているね」と実際に見てみると、居室の広さも感じていただけたようです。「高齢者施設と言うと、コンクリート造りの暗いところをイメージするけれども、ここは明るくて木が使われているので、自分の家と言う感じがした。木の家は身体にも目にも優しく、自分も入りたいと思った。」との感想を頂きました。第一印象が「自分の家」。ゆいま~るで暮らす方には、ここを施設ではなく「家」と感じて頂けるハウスを目指す私たちにとって、とてもとても嬉しい褒め言葉です。
地域の方が安心して暮らし続けられる町を目指して、その拠点となることを目標に進めているこの事業、居室は完成ですが、そのスタート地点にたったところです。この完成を町の職員の方々と共有して、これからのことを共に考えていきたいと心新たに思いました。
リビング・ダイニング。
明るく光がさす中で毎日の食事をしたり、くつろいだり。またイベントをしたり、ご家族の方が来られてここでお茶をしたり。ゆったり気持ちよく過ごしていただけると思います。
リビングや居室の床のフローリングには、地域の木材が使われています。光がたくさん入るように設計されたリビングの窓からは、光がたっぷりと差し込みます。明るくて、本当に木に囲まれた気持ちの良い空間となってできあがりました。スタッフの私もここに住みたいくらいです。木に囲まれて朝目を覚まして、木の香りの中で朝のコーヒーを飲んで、温かい感触の木の床で寝る….。想像するだけで素敵な生活イメージが膨らみます。
116号室の窓からは厚沢部小学校が見えます。子どもたちが遊ぶ様子や、運動会などでの元気な姿を見ることができるお部屋です。全室にクローゼット(物入れ)があり、荷物もすっきりと整理した暮らしができると思います。
廊下もゆったり。廊下の途中にもベンチを置いて、好きなところでくつろげるようにしたいと考えています。ベンチが入りましたら、また報告します!
リビング、居室内に使用している木は地域木材の「カラマツ」だそうです。健康生きがい相談室は「トドマツ」とのこと。木材の種類によって色が違うこともわかります(トドマツの方が白っぽい)。ゆいま~る厚沢部に来られた際には見てみてくださいね。
ゆいま~る厚沢部周辺の雪はほとんど解けて、春を実感する暖かさになりました。(それでも10度ない程度ですが…。)年明けに凍った川もすっかりとけて、さらさら、キラキラと春の厚沢部川の景色が眺められます。もう少しすると、山は山菜の季節。。。暖かくなる季節には楽しみもいっぱいです。
山陰中央新報(六日市学園)
「医療技術取得へ決意」
六日市学園の入学式が掲載されました
中国新聞(六日市学園)
2013年4月5日 中国新聞
「離職者ら介護の道へ」
多摩テレビで「ゆいま〜る中沢」が放映中。
↑多摩テレビのインタビューを受ける弊社社長の髙橋英與
「多摩テレビ見ました! ゆいま〜る中沢がいよいよオープンしたんですね」というメールを多摩市内に住む友人からいただきました。
私は多摩市内の集合住宅に住んでいるのですが、管理組合が多摩テレビと契約をしていないため、視ることができません。で、思い切って多摩テレビに電話をして、みせていただけないかと頼むと「どうぞ、いらして下さい」と。
お言葉に甘え、多摩市鶴牧の新都市センタービル内にある多摩テレビを訪ねました。午後3時からのオンエア。案内していただいた部屋で「ゆいま〜る中沢」の放映をみせていただきました。「ゆいま〜る中沢」のしくみの紹介、記念式典の様子(ご来賓の阿部裕行多摩市長による祝辞、乾杯シーンなど)、NPO法人多摩草むらの会が運営するゆいま〜る食堂、ハウス内(居室、ショートステイ、クリニック、サ付き住宅等)が紹介されるとともに、それらが地域の皆さんにもご利用いただけ、地域の拠点を目指していることも報道していただきました。最後は、弊社社長の髙橋英與へのインタビューでした。アナウンサーの方の結びの言葉は、「多摩市にこのような高齢者関連施設ができたことはとても期待されます」と。
地元のケーブルテレビ局が取材に来て下さり、しかもこのように報道してくださったこと、嬉しい気持ちでいっぱいです。
多摩テレビでの放映は、4月6日まで下記時間帯でご覧いただけます(1日4回)。多摩テレビに加入されている方は、ぜひぜひご覧いただければ幸いです。
4月6日(土)まで毎日、4回放映中。
放映時間9:00 15:00 21:00 23:15
ひとりでも家で死にたい、を支えたい@広報担当ヘルパー日記⑪
ふと、足元を見ると土筆が。春の風物詩ですね。
実習も今日で、最終日となりました。
今日は、訪問介護に同行をしました。訪問介護のご利用者さんは、在宅で生活している方々です。ご利用者さんの家庭を訪問し、利用者さんの現在生活しているところで、ケアプランに基づき、今の生活をこわすことなく、質の高い生活が送れるようにするために、援助をしていくことが目的です。
今回の実習の中で一番関心があったのは、この訪問介護の実習です。自宅で介護を受けて自分の生活を続けていくこと、介護度の高い方であれば、最期を迎えるための時をどう過ごされているかに関心がありました。
「どこで最期を迎えたいか?」と問われた時に、ほとんどの人が住み慣れた自分の家で過したいと思うのが自然な思いではないでしょうか。しかし、家で死ぬのは大変、家族に迷惑をかけたくない等、死ぬ場所は自宅ではないと考えている人が多いのが現実ではないでしょうか。
昨年の秋頃に、仕事で在宅医療の現場に同行させていただいたことがあります。現場を見させていただいた時に、「在宅で死ぬということは容易じゃないなぁ」というのが正直感想でした。しかし、今回ホームヘルパーの講習を受け、実際に訪問介護の現場を見た時に、在宅で最期を迎えるということは、医療、看護、介護が連携していけば十分可能かもしれない(実際に可能ではあるのですが)、そして在宅で過ごすことはやっぱり幸せなことなのではないか、と改めて実感として感じています。
今日は、要介護5の80代の女性のお宅に同行訪問しました。
要介護5は、「要介護4の状態よりさらに動作能力が低下しており、介護なしには日常生活を行うことがほぼ不可能な状態。生活全般にわたり、全面的な介助が必要。意志の伝達が困難。介護なしでは日常生活が不可能」と言われています。
今日は、排泄の介助、清拭、オムツ交換、食事介助等を見学させていただきました。要介護5というと、トイレに座ることもできないと思っていたのですが、ホームヘルパーは、ベットから移乗し、ポータブルトイレに座っていただき、20分ぐらい排泄の時間を設けていました。座っていただいた後は、影の方で見守りをしていました。その時間は、カチカチと時計の音が響き、とても静かな時間でした。今日はお腹のガスが出たぐらいでしたが、毎回トイレに座ってもらい、排泄を促すようにしているそうです。「割り当てられた時間の中で、援助する項目は全部やらなければならない。しかし他の仕事は急いでやっても、食事や、排泄にゆっくりと時間をかけるようにしてあげたい。」と話されていました。ヘルパーさんは、「ご利用者さんに元気になってもらうのが喜び。自分で出来ることはなるべくやってもらうようにしています。」と、折に触れ、ご利用者さんに声かけをし、自分ができることを積極的にやっていただいていました。
私が想像していた要介護5の状態と、実際のご利用者さんは全然違いました。介護認定されていても、それぞれのご利用者さんによって、できること、できないことに微妙な差があること。ヘルパー側がしっかりと観察して、残存機能をいかした援助をしていくことの大切さを感じました。
ご自宅に入ると、ご利用者さんや家族のそれぞれの方の生活の品がたくさん置いてあります。10年ぐらい前の朝の連ドラのビデオが転がっていたり、花瓶や写真、そして人形や生活用品、すべてが私に話しかけてくるような気がしました。部屋に入った時の、圧倒的な暮らしの匂いに、一瞬めまいがするほどの衝撃がありました。これは、施設の部屋では感じられないことです。どうしても施設は、暮らしという環境とはまた違ったものであるからです。
それぞれの暮らしの場というのは、一日一日の暮らしの積み重なったかけがえのない空間です。その住みなれた場所で、最期を安心して迎えたい、過ごしたい、これは自然な気持ちです。
在宅で過ごすということは、医療、看護、介護、そして地域の人や家族がみんなで役割分担をし、少しずつ関わっていくことで、叶うことです。在宅で生活し、死ぬことができる、この自然な願いが叶う地域にしていきたいです。
緑に囲まれたハウスは植栽も参加型です
ラジオ体操で「しだれ桜が咲いていたわよ!」と散歩に行った入居者が話してたら、一緒に参加された入居者が早速パチリと撮ってきてくれました。
「野菜直売所の近くの農家さんの敷地でとっても綺麗よ~」と言った通り見事な桜ですね。伊川谷周辺は散歩コースがたくさんあるので、今日はこの道、明日はあの道と季節と共に楽しんでおられます。もうすぐ伊川沿いの桜並木も咲くことでしょう。
ゆいま~る伊川谷は開設から3年が過ぎ、ハウス周りの植木で植え替えが必要なものも出てきました。まだ寒さの残る3月初旬、居住者の植栽に詳しい居住者が鍬を片手に芝生のお手入れをしてくださっています。
樹木の周りは芝生をはがさないと芝生に栄養をもっていかれて成長しにくいそうです。水仙や万年青も植えてくださいました。
また、他の居住者から寄贈予定の木もあり、徐々に賑やかになることでしょう。四季折々のハウス周りの植木の様子はこれからもブログでお伝えしていきます。