ゆいま~る厚沢部ブログ

寒い冬を楽しむ遊び・百人一首@介護付有料老人ホーム


百人一首は、子どもの頃に誰でも一度はやったことがある、お馴染みの…ではあると思いますが、ちょっと違うこちらでのやりかたを紹介します。
下の句を読み上げてそれが書いてある木札を取るという、かるたの一種なのですが、皆さんはご存知でしょうか。
50枚対50枚の合計100枚を持って3名ほどのチームで戦い、先に持ち札がなくなった方が勝ちというルールです。
木札は5ミリほどの厚みがあり、大きさは手のひらサイズです。素材は木ですので割れてしまうこともしばしばあります。それがまた味わい深いのですが…。

百人一首の木札(取り札)
この札、なんと読むでしょう??
「我衣手(わがころもで)は 露に濡れつつ」と読みます。天智天皇が詠んだ短歌の下の句です。

百人一首の読み札
読み札には上の句から書いてありますが、読み手は下の句のみを読みます。取り札に書かれている文字はとても難しく、普通のかるたのように読みやすくは書かれていないものがほとんどです。その為、ひとつひとつの札の読み方をまずは覚えることから始まります。

他の取り札
左上から、閨(ねや)の、夢の、末の松山  左下から、雲の、まつとしきかば
北海道は最近とても寒くなり、外に散歩に行くのもしんどい季節となりつつあります。ゆいま~る厚沢部では、室内でも熱くなれる、この百人一首が密かなブームとなっています。入居者の皆さんは、百人一首を見ると、「あらー、懐かしいね。」「昔よくやったもんだ。」と興味津々です。まったりとした日曜日の午後からなどは、この百人一首をして過ごすことが多くなりました。

百人一首をする入居者

最後は、1対1になってしまってドキドキ
皆さん毎回とても真剣に取り組まれている様子。勝ち負けにはこだわらず、と言ってもやっぱり勝負は勝負です!!
白熱した場面もしばしばみられます。だいたい1回行うと30分から40分ほどかかるのですが、それがちょうどいい時間でとても集中されています。
年明けには、厚沢部町でも毎年小中学生の百人一首大会が開催されます。年代を問わず馴染みのある百人一首は、寒い冬の楽しみのひとつです。

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