オープンパーティ! 外部サービス利用型特定施設入居者生活介護

こんにちは、運営スタッフの石川です。オープン前の準備に追われ、しばらく更新が滞っておりましたが、これからはハウスでの出来事をたくさんブログにアップしていきたいと思います。

2月22日(金)に、ゆいま~る拝島のオープンパーティーを開催しました。

↓弊社の髙橋英與社長と共にお客さまをお迎え(右端が社長です)。

↓ゆいま~る拝島の門出を祝うお花をたくさん頂きました。

ハウスのエントランスはお花のいい香りで包まれ、一足早い春の訪れを感じられました。式典には、食堂に入りきれずテラスに溢れるほど多くの方々にご来場いただきました。

乾杯のあとは、食堂の運営事業者であるケアサービスひかりさんのお食事に舌鼓。式典に出席された入居予定の方々も召し上がっていましたが、「おいしい!」と大好評でした。食事をしながらの歓談中には、武州唐獅子太鼓による演奏です。

この地域では、施設などが開設する際のお祝いとして太鼓の演奏を披露する風習があるそうです。話し声が聞こえないほどの賑やかな太鼓の音色がハウス中に響きわたり、とても迫力がありました。

オープンハウスにお越しいただいた地域の方々からは「食堂はいつから使えるの?」「デイサービスやクリニックができて嬉しい」といったお言葉を頂きました。ゆいま~る拝島はこれからも「地域に根付いたハウス」を目指していきます。

ゆいま~る拝島のスタッフだけでなく、本社の皆さん、3月24日にオープンのゆいま~る中沢の皆さんと一緒に、無事素敵なパーティーを開催することができました。

次回のブログは、3月2日(土)にハウスと同日オープンする「ゆいま~る食堂 フードカフェひかり」についてのご紹介です。

お楽しみに!

生きる力を支える介護@広報担当ヘルパー日記②

今日は、久しぶりに雨が降っていました。ここ数日、とても空気が乾燥していたので、身体がしっとりと潤う気がします。

ホームヘルパーのスクーリング第2回目

介護者の心構え、介護者の健康管理、認知症などについて学びました。

その中で、NHK綜合ドキュメントで放送された「ぼけなんてこわくない」という番組を観る。舞台は、東京都立川市特別養護老人ホーム・至誠ホームの一角にあるグループホーム。

入所した時は、「迷子になっちゃったの。お父さんとお母さん、お兄ちゃんが探している。家に帰りたいよー」と、涙を浮かべ不安を訴えて徘徊する70代女性が、グループホームの中で、自分の役割分担や出来ることが増えていくことで、笑顔と自尊心を取り戻していく様子が描かれていた。

詩吟の先生だった方は、誕生会で詩吟を朗々と歌い、呉服屋さんに勤めていた女性は、職員の着物を着付ける姿は、本当に「生きている!」という力強さを感じました。

どんな状態になっても、人には可能性があり、環境によって人の在り方がずいぶん変わるのだということ。どんな言葉で語るよりも、その人の笑顔にすべてが表れていたように思います。「帰りたい」と不安を訴えていた方が、何かの会話の中で「ありがとうございます」と笑顔で言った時は、胸がじーんとしました。

最後まで生きようとする力を引出し、支えること、それが介護の根底にあるものだと感じています。

 

 

広報担当ヘルパー2級日記@福島から遠く離れて

こんにちは。はじめまして、広報のA・Mです。

突然ですが、ホームヘルパー2級講座に通うことになりました。

私は、昨年の7月に福島から東京に引っ越してきました。私は、2011年3月11日の東日本大震災を体験をしました。福島は、地震、津波、そして原発や放射能問題と混乱が今も続いています。震災後、ずいぶんと悩み、福島を出ることを決断し、ご縁をいただいたこの場所で仕事をしています。

しかし、まったく違った業界だったので、知らないことがたくさん。現場を全く知らないため、今回ホームヘルパー2級の講座を通しても、少しでも現場の視点を持ちたいと思い受講することにしました。まったくの素人の私が、このスクーリングを通して感じたこと、考えたことをご紹介したいと思います。どんなブログになるのかは、私も未知数…。ひとまず走りながら、いろいろなことを考えていきたいと思います。

【スクーリング1日目】

今日からホームヘルパーのスクーリング開始。

オリエンテーション、職業倫理、介護保険、障害者自立支援などについて学びました。

受講生は、約35名。私たちのユニフォームは、Myエプロンのみ。20歳~60代まで、さまざまな年齢層が受講しています。ここでは、肩書は何もいりません。みんな「ホームヘルパー2級」を取得する目的を持った同志であり、そして立派な個人です。私も○○会社のA・Mではなく、ただのA・Mです。なんと自由な世界なのでしょう!机に向って、講師の話を聴いて、共感したり、驚いたり、無心でノートを取っていると、大学時代に戻った気がします。

震災以後、東京に引っ越してきて生活も安定しましたが、福島のことを思って色々なことを考えたり、たまに悩んだりすることがあります。でも無心に勉強していると「学ぶ」喜びを感じます。「学ぶ」ということは、生きる根源的な欲求なのかもしれません。

授業を受けながら、バカボンのパパの有名なことば「これでいいのだ!」、そんな気持ちが自然と湧き上がりました。人生いろいろあるけれど、「これでいいのだ!」とはじめて思えたような気がします。感じる心、考える力を大切に学んでいきたいと思います。

今朝、近くの小さな農産直売所に、菜の花と梅の枝が飾ってありました。冷え込みのせいか、水も花も少し凍っていました。しかし、そこだけポッと春が来たように明るく感じました。きっと、多くの人がこの花に、春を感じ、和ませてもらったことでしょう。知らない誰からの心配りと行動が、暮らしを彩ってくれます。

 

感動を分かち合う 居住者企画コンサート

「童謡で元気サークル」メンバーの発案で2月19日、加古川市を中心に活動しているゴスペル風合唱団『インチウォーム』さんをゆいま~る伊川谷にお呼びしました。

30名近い観客の中、合唱団19名が迫力の歌声に踊りやパフォーマンスで楽しませてくれました。
「童謡で元気サークル」メンバーのОさんが昨年末、近隣のデイサービスで行われたゴスペル風合唱団を聴き、その素晴らしさに感動! ハウスに戻るなりフロントに、
「今とっても素晴らしい合唱団を聴いてきたの。是非ここでもやってもらいたい!」と。その後、Оさんは合唱団から頂いた名刺から連絡をとり、本日の開催が決まりました。

チラシも自作され、スタッフもそれを元にポスターを設置するなど協力しました。

↓合唱団「インチウォーム」のみなさん

『インチウォーム』は、もともとは同じマンションに住むママたちで結成した合唱団だそうです。幼稚園や公民館などを中心に、依頼を受けてコンサートに回っています。

自分たちで作ったテーマソングから始まり、
『Oh Happy Day』『上を向いて歩こう』、
『世界に一つだけの花』『笑顔のまんま』など
国内外のポピュラーな曲をアレンジも加えながら
観客(入居者)を巻きこんでコール&レスポンスで
とても楽しく、盛り上げてくれました!

↓「みなさん、真似して!」

「皆さん、私の真似して下さい!」という合図で一緒に声を出して体を動かしました。
圧倒的な歌唱力とノリの良さで聴いている方もつられて元気をもらいました。

↓ソロパート

↓みんなで記念撮影

入居者から始まったこのコンサート。
準備も司会も片付けも、入居者主導で行われました。
ご自分が感動した体験を是非ゆいま~る伊川谷の仲間と共に
したいというОさんの熱い気持ちが今日の成功につながりました。
入居者のチームワークと実行力はまさに”参加型”そのもの。
司会も行なったOさんの「皆さん、歌っている時の顔が光り輝いている」
という言葉通り、とても素敵なみなさんでした。

お雛さまが見守る「サービス付き高齢者住宅」

2月11日(月)に、居住者方々からお借りしたものや、寄贈されたおひな様たちの飾りつけをしました。ギャラリー世話人を中心に集まった居住者5名が、集まったひな飾りたちを机に並べます。

次々に登場するひな飾りを手にとっては、「どこに飾りましょうか」「これ、見て!かわいいわ~」と、皆さんの華やいだ声が響き渡ります。

ホールの出窓に飾られたのは、和紙製のおひなさま。おひなさまはもちろん、手に持っている小道具もひな段も全て和紙で作られています。その細かい細工にうっとり。ため息が出てしまいます。この和紙製のおひな様はなんと、「ゆいま~る聖ヶ丘」の居住者の手作り品です。「ゆいま~る聖ヶ丘」から転勤して現在、伊川谷にいるスタッフが頂いたものです。スタッフの手を通し、思わぬところで聖ヶ丘と伊川谷のゆいま~るコラボでしょうか(笑)貸し出したスタッフも、「独り占めするにはもったいないと思っていたので持ってきて良かった。おひな様たちも伊川谷のハウスで飾られている方が嬉しそう!」と喜んでいます。

毎月飾って頂いている生け花と共に並ぶと華やかです。

食堂の飾り棚には6つのスペースがあり、個性豊かなおひなさまたち。左上から、陶器製、はまぐり、竹の中に納まっているもの、毬の形と色々あって、目を楽しませてくれます。

昭和16年ごろ製作されたおひなさまは由緒あるものだそうです。

入居者用の食堂入り口にも小さいかわいいハマグリ製のおひなさま

7段の大きいおひなさまは12日食堂にに飾りました。骨組みを組み、おひなさまを箱からだして、並べて。出来上がりは圧巻です。

横に100年物のおひなさまも飾りました。大事に飾られてきた大切なものなのでこれからもずっと大事にしていきたいです。他にもさりげなくおひなさまが飾られて、皆さん子供の頃に帰った気持ちで鑑賞されています。

これで、ゆいま~る伊川谷は桃の節句の準備が整いました。後は3月3日を待つばかりです。

 

NHK『首都圏ネットワーク』(多摩平)

◆2月19日(火)

テレビ局: NHK

 番組名: 「首都圏ネットワーク」

  日時: 午後6時10分~7時

  特集 : 「空き家を救え」

団地をリノベーションした高齢者住宅として、「ゆいま~る多摩平の森」が紹介されます。ぜひご覧ください!

 

「サ付き住宅」+地域に開かれたおいしい食堂

こんにちは、ハウス長の久須美(くすみ)です。

2月15日、多摩の空は、曇り空でこれから雨になる予定です。雨も春への恵みのための雨だと思うと、一日一日が大切な営みであると改めて思います。

↓多摩の空(今朝の光景)

第3回「ゆいま~る中沢入居者懇談会」を15日に開催しました。8名の方の参加がありました。本日は、「ゆいま~る食堂に期待すること」というテーマでお話していただきながら自己紹介をしていただきました。皆さんからは、「食事の量を選べると、食堂を利用しやすい」「血糖値が高いので、それに合わせた食事があったらなぁ」「たまにはワインに合った料理が欲しい」というご意見をいただきました。

本日は「ゆいま~る中沢」のゆいま~る食堂を運営する草むらの会の代表の風間美代子さん、ゆいま~る食堂の店長の坂下育子さんをお招きをして、草むらの会の活動のご紹介と、お手製の甘味の持ってきていただき、皆さんに試食していただきました。

今回ご用意していただいた甘味の種類は、なんと9種類!色とりどりの甘味を目でも楽しみながら、いただきました。

毎日の暮らしの中で、食べることは元気の素であり、楽しみの一つでもあります。皆さんのご意見をいただきながら、ゆいま~る食堂が、皆さんの身体と心を支えるものとなるようにしていきたいと思います。

地元の人たちと共に 有料老人ホームでの仕事

こんにちは。ゆいま〜る厚沢部の吉木です。一昨日、ホームページのコメント欄にこんなメールをいただきました。

「地元で介護の仕事をしたいと思っていて、ゆいまーるがオープンするとの噂を聞きまして、調べた所、このページにたどりつきました。 まだ、採用等のページは無いようですが、地元からの採用はしないんでしょうか?」

すぐに返信したのですが、メールが戻ってきてしまうので、この場を借りてお返事いたします。

ゆいま〜る厚沢部は、いつまでも安心して暮らせる終のすみかを目指しています。同時に、厚沢部町の中心にあるゆいま〜る厚沢部が、町に暮らす人たちの「拠点」となりたいと考えています。ですから、私たちの理念に賛同・共感していただける地元の方たちと、ぜひ一緒に働きたいと願っています。

ゆいま〜る厚沢部に関心のある方は、下記までご連絡ください。

お問い合わせ・お申し込み
フリーダイヤル:0800-800-1767

もしくは下記まで。

〒043-1113北海道檜山郡厚沢部町新町207番地

素敵な過疎づくり㈱ 気付「ゆいま~る厚沢部開設準備室」

TEL : 0139-56-1681

 

笑いあふれる「高齢者住宅」には福来たる!

2 月3日(日)は節分でした。節分は、春が来る季節の変わり目に豆を撒いて邪気を追い払い、無病息災を願う古くから伝わる風習です。ここ「ゆいま~る聖ヶ丘」でも豆まきをしました。

今日も外は、冷たい風が吹く中、「寒い!寒い!」と言いながら、豆を手に持ち、無病息災を祈って、「鬼は外~福は内~」と力いっぱい内から外へ。

鬼に扮したスタッフに、豆を投げ、豆を投げては、大きな声がこだまします。笑い声も混じりながら、A棟からC棟へ各棟をまわり、きっちり、鬼退治しました。

鬼退治の後は、多目的室で、お茶と豆を楽しみ、居住者によっては、「頑張って、年の数を食べるわよ!」と1袋1袋と・・・なんとびっくり完食です。「すごいなあ」と皆さんの笑い声に包まれていました。

大きな笑い声が何よりも、幸せを運んできてくれるような気がします。笑う門には福来たる!

 

過去から未来へのバトン@厚沢部高校

「ゆいま~る厚沢部」から、俄虫(がむし)温泉方面に車で10分程走った滝野地区にある「厚沢部町立滝野小学校」を訪れました。滝野小学校は2004年に厚沢部町立厚沢部小学校に統合されて閉校となり、現在はその一部が「倉庫」として使われています。訪れた理由は、その「倉庫」にゆいま〜る厚沢部と「縁あるもの」が眠っていると聞いたからです。

「ゆいま~る厚沢部」が建つ土地には、かつて厚沢部高等学校がありました。昭和23年12月から33年間、たくさんの生徒たちが泣き、笑い、悩み、夢を語った青春時代を支えた厚沢部高校は北海道上ノ国高等学校の設立に伴い、1982年に閉校となりました。今回の目的は、その厚沢部高校に縁のあるものを分けていただき、「ゆいま~る厚沢部」で活用したいという想いからでした。

玄関を入り天井を見上げると、、方位を示す木製の円盤

なぜか懐かしく感じるおなじみの学校机と椅子。

教職員が使用されたと思わる机

ゆいま~る厚沢部・建築設計士・㈱プラスニューオフィスの近藤創順さん。座り心地を試していただきました

厚沢部村だったころの味わい深い立体模型

ゆいま〜る厚沢部を選んだ方たちに、青春時代を過ごした学び舎の思い出深いものと、同じ場所で再会していただきたい。そんな気持ちでいます。過去から未来へ、モノを大切に受け継いでいくことで、「ゆいま~る厚沢部」は、厚沢部町の皆さんの心や歴史を大切に未来へつなげていきたいと考えています。