虐待防止研修に行ってきました
サービス付き高齢者向け住宅事業者研修会に参加し
虐待防止について学んできました。
研修のテーマは「高齢者の虐待防止と権利擁護」です。
虐待については、暴力や拘束といった身体的虐待だけではなく、
心理的虐待、放棄放任、性的虐待、経済的虐待とあり、
その行為に故意がなくても、悪意がなくても、
知らなかった、そのつもりはなかったでは済まされません。
被害にあうのは認知症高齢者が多数です。
まずは虐待とは何かを知る事が大事と
今回研修で学んできました。
ゆいま~る多摩平の森は施設ではなく、生活の場なので、
皆さん自由にお住まいです。
好きな時にお出かけされ、外泊時のみ届けを提出頂きますが、
好きに食事をし、友達と会い、暮らされています。
しかし、何かしらケアが必要になられた時は
介護保険のサービスを利用し、住まわれています。
その時、居住者の方の行動を制限することなく対応していく事が、
虐待予防の第一歩と思いました。
地域から閉ざされることなく、これまでのその方のライフスタイルを
尊重できるフロントでありたいと思います。
その為には、ご本人の意思を尊重する事、
支える側のチームワークが良好であること、
支える側となる人達(近隣のお店の人・知人縁者・ご近所さん)の理解が
良好である事も大切で、それらの環境を整えることは、生活環境を変えず
その人らしく暮らし続けられる大きな要素だと思います。
まずは今回研修で学んだことを、フロントスタッフで
共有し、よりよいハウス運営をして参りたいと思います。