4月 昼食作り
今日は昼食作りです。
季節は春。春の食材の新じゃがを使った生地のピザがメイン。
その他、ケチャップライス、竹の子の土佐煮、菜の花のごまマヨネーズ和え、だし巻き卵、ゼリーのフルーツ添え、コンソメスープ。
うまく行くかどうか・・・。
先ずは、新たまねぎを切ります。涙が出て大変かと思いきや、ささっと切っておられます。ピーマンもきれいに、手際良く。ウインナーやベーコンを切る作業もあちらこちらでスタッフが協力して行います。
新しく入られた、男性利用者さんが出し巻き卵を均等に切っておられます。
料理をお皿に盛り付けるのも、皆さん芸術的です!
最後にピザを一気に焼いちゃいましょう。
細切りしたジャガイモをホットプレートに薄く乗せて焼きます。片面が焼き上がるまでは、口腔嚥下体操をします。体操に夢中になるあまり「焦げてるんじゃない?」と、利用者さんの一言。あぶないあぶない・・・、蓋を開けるとちょうどいい感じ。「ひっくり返しますよ~」「あれ?う~ん、あら?」ひっくり返せません・・・「どうしよう」。利用者さんから「両方から挟んでしたら?」「お皿に乗せてひっくり返したら?」「大きいヘラは無いの?」など心配の声が上がります。結局、何とか半分ずつ返して「うまくいった」とあちこちから拍手です。
焼けた生地にトッピングです。皆さん、次々に乗せられます。
ちょっと乗せすぎて、ピザとは思えない高さになってしまいました。「何か、お好み焼きみたい」
最後にとろけるチーズをたっぷり乗せ、蓋をして待つ間の口腔嚥下体操の続きは、ピザが心配なので短縮です。蓋を開けると、チーズのいい香り、切り分けて皿に移そうとすると、とろ~んとチーズが伸びて中々切れません。「すごーい美味しそう~」と利用者さんから歓声が上がります。
すでに利用者さんの前に置かれたお盆には他の料理が乗っていて、熱々のピザを待つだけです。次々にピザを乗せていき、「もう食べていいの?」と待ちきれないご様子です。ちょっとボリュームがあって食べにくそうでしたが、皆さん「美味しい」と完食されました。
「また作ってね」と、うれしい言葉もありました。途中でブレーカーが落ちたりと小さなトラブルもありましたが、そのドタバタも楽しんで無事に美味しく今月も昼食作りが終わりました。