フレイル予防プログラム 講習会や新しいプログラムで充実⁈
「フレイル予防プログラム」がスタートして3か月目に突入。健康レッスンのプログラムメニューも7種類まで増えました。ウォーミングアップから上肢、下肢、全身、クールダウンと、寒くなってきたこの季節でもひととおりプログラムを行うと、うっすらと汗をかくらいまで、充実した内容になってきました。11月のプログラムでは、タオルを振り回して握力を鍛える運動。参加者のお一人は「普段、家では振り回すことなどないので、思い切って振ってます。 最後に『ヤー!』と声を合わせる瞬間が気持ちいい。」体も気持ちも発散しているようです。
タオルを振って、体も気持ちも発散!
今回のフレイル予防プログラムでは、フレイル予防の講習会を開催。健康レッスンの後、座学ですがフレイル予防に関する専門の先生の講義を聴いていただいています。熱心にメモを取られたり鋭い質問もされ、皆さんの真剣さが伝わります。その質問は後日、同じ講師の続く講習で回答をいただきました。「握力と脳血管疾患との因果関係をもっと詳しく知りたい。握力以外に鍛えたほうがいいところはあるか?」という質問に、「握力以外にも太ももを鍛えることが重要、運動時の心機能が改善され、脳血管疾患のリスクも低下する」という回答でした。 わかりやすい説明に満足頂いたようです。まだまだ講習も、健康レッスンも続きます。気になることをどんどん質問していただきたいと思います。
講習会は、フレイル全般のこと、口腔ケァ、栄養バランスのこと、3つのテーマで続いていきます。
そして気になるのが、1ヶ月、2か月と進み、健康管理指標がどうだったか? 指標は、体重、BMI、体脂肪率、筋質量、筋質点数、推定骨量、内臓脂肪など。「1か月前の数値と比べて体重が変わらないけど筋質量が増えた、翌月は戻った」とか一喜一憂。2か月で改善してきた数値を、「正月後の測定でキープできるよう、おせちや餅の食べすぎ、動かずゴロゴロには気を付けなければ」という声も聞こえてきます。日々の健康管理の意識がとても高くなってきているようです。
参加カード