神秘の花
「今年で最期よと言い聞かせて育てたら、たくさん蕾を付けてくれた。」と、
月下美人を育てている居住者からお知らせ頂きました。
毎年、他の居住者やスタッフも楽しみにしている月下美人です。
20時頃、まだ蕾は口を閉じていましたが、育てている居住者と立ち話をしている間に「少し開いて来たんじゃない?」との声。
蕾がふんわりしてきたのを確認して、何だかわくわくドキドキします。
「花が咲くと甘い良い匂いがする。」とのことでしたが、まだこの時点では甘い香はなく草木の匂いがしていました。
30~40分ぐらい経ち、8輪の内の6輪が咲き始め、何とも不思議で妖艶な花を堪能させて頂きました。
月下美人はサボテン科。花言葉は「はかない美しさ」とのことで、確かにはかなくて高貴な花に思いますが、年に1度の貴重な開花日に立ち会え、とても幸せな気分になりました。