「秋葉の火まつり」に行ってきました。
毎年12月16日に行われる、熱田区の秋葉山圓通寺(あきばさんえんつうじ)の「火渡り神事」(火まつり)を見てきました。
火渡りは、火防守護・緒難消滅・福徳延命などを祈願して炎の中を修験者や信者が裸足で渡るもので古くからお寺に伝わる神事として知られています。
日本最古唯一の秋葉大権現ご出現の霊場で、千八百年程前に草薙剣が納められた熱田神宮境内で日本武尊を火難から救い、わが国の平和を守られた秋葉大権現(火の神様)を祀られたのが「秋葉社」の始めと言われています。以後、全国各地でご分神がお祀りされるようになったということです。
夜7時過ぎ、境内の中央にある約7m四方の「大護摩」に火が入れられると、炎が舞い上がりました。龍が登るように見えますか?
大護摩に火が入ると、火を囲む柵の隅に立てられた笹の木(祈祷札)を参拝者らが争奪し始めます。笹の枝だけでも与りたいと激しい取り合いがありました。 私も少しだけ持って帰りました。
火の勢いが衰えてくると、最初に修験者、白い法衣や鉢巻き姿の信者や一般参加者らが次々と走り抜けていきました。
火渡りが、熱いのか、気合で熱くないのか? 次回は、ゆいま~る神南の皆さんの病気・火難除災を願い、有志を募って参加してみてもいいかもしれません。
(秋葉山への行き方)
ゆいま~る神南からは、市バスで約10分「熱田伝馬町北」バス停から徒歩2分。
名鉄線神宮前駅からは、徒歩5分(熱田神宮の東門から3分)