ゆいま~る中沢ブログ

上野千鶴子さんと居住者との本音トーク


ベストセラー『おひとりさまの老後』の著者で社会学者の上野千鶴子さんが9月4日(水)、ゆいま~る中沢に来訪されました。

午後0時30分、ゆいま〜る中沢に到着後、上野さんはゆいま~る食堂へ。居住者のみなさんに「上野千鶴子さんとランチをご一緒しませんか」と事前に声をかけていたのですが、「上野さんのお話を聴きたい!」と14名の方がご参加されました。

この日の能戸シェフ自慢の「カロリーランチ」は、チキンの煮込み、ビジソワーズ、総菜にごはんとデザート。おいしい! そこで上野千鶴子さん

「ねえねえ、みなさん、今日のランチは特別メニューだったりする?」といきなりの突っ込み。

「毎日メニューは変わりますが、今日が特別ってことはないですよ」と居住者のAさん。ランチタイムは笑いからスタートしました。

上野さんの話を聞こうと集まったみなさんですが、上野さんの居住者への逆インタビューが始まり……。最初は、少し緊張した面持ちでしたが、インタビュー名手の上野さんの質問に、「ゆいま~る中沢の入居を決めた経緯」「ここでの暮らしの様子」などをどんどんお話をされていました。上野さんはそれぞれに、

「ねえ、ゆいま〜る中沢にきて、よかったと思ってる? 本音を聞かせて……」と。

その頃には場の雰囲気もすっかりやわらぎ、

「ほんとによかった。父は自分らしさを取り戻し、生気が蘇った」

「家を処分してきたので、最初の2週間は寂しくて泣いていた」

「マンションで一人暮らしでしたが、ここに来てからの方が活発。旅行が好きなのですが、生活コーディネーターがいるので安心して留守にできる」

「ペットと住めるというのが魅力だった」と話された方に、上野さんは「じゃあ、ペットと住めるなら、ゆいま〜る中沢でなくてもよかったの?」と質問。その方は「はい、そうです」と(笑)

などなどトークが続き、ふと居住者のおひとりがこう一言。

「上野さん、写真で見るより実物の方がかわいい!」

その場がどっとわいたことは言うまでもありません(笑)。とても素敵なお食事会となりました。

↑その後、ゆいま〜る中沢の1階にある「あいクリニック中沢」をご見学。院長の亀谷学医師が出迎えてくださり、上野さんは、

「あら、先生、こんにちは。その節はどうも」と(8月2日にパルテノン多摩で開催されたフォーラムで、お二人はご一緒されたばかり)。亀谷先生も笑顔。あいクリニック中沢は外来診療に加え、訪問診療で在宅を支えることにも力を入れ、体制を整備されていることに、上野さんは興味をもたれ、いろいろ質問されていました。

↑ゆいま〜る中沢のハウス内もたっぷりご見学いただきました。居室、共用スペース、介護保険外ショートステイなどを見学。古賀ハウス長(写真右)からゆいま~る中沢の暮らしの様子、サービス付き高齢者向け住宅の仕組みなどをご説明させていただきました。

↑また、在宅を支えるための「介護保険外ショートステイ」では、ランチに参加されていた方のご両親のお部屋を訪ね、

「こんにちは。さきほど、娘さんとお話しました。すてきな娘さんですね」と上野さん。

ご両親は「よくいらっしゃいました」としばし会話を楽しまれていました。

上野千鶴子さんの来訪は、昨年のゆいま〜る那須(栃木県那須町)、ゆいま〜る聖ヶ丘(多摩市)、ゆいま〜る多摩平の森(日野市)、ゆいま〜る伊川谷(神戸)に続き5つめです。

それぞれのゆいま〜るで、居住者がそれぞれ自分らしく、仕事をしたり、趣味を楽しんだりする参加型の暮らしをご覧いただいてきましたが、ゆいま〜る中沢では、在宅を支えるための仕組み(介護保険外ショートステイ)も見ていただくことができました。

上野さんの優しい眼差しと楽しい会話にハウススタッフ一同、たくさんの元気をいただきました。

 

 

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