ゆいま~る中沢ブログ

もっとあなたを理解したい@広報担当ヘルパー日記③


今朝の空は、薄墨で描いたような空模様でした。気温も16度に上がり、暖かい一日。2月は「逃げる」と言われるようで、あっという間に今日で終わり!です。

【スクーリング3日目】

今日の講義は、生活環境(ベットメーキング)、応急処置と安全管理を学びました。

今日から実技を学びながらの講習。二人一組になって、リネンのたたみ方、セッティングの仕方を学ぶ。先生の話を聞いてわかった気になってやってみると、間違っていたり、案外難しい。

利用者様に負担をかけず、短時間でベットを整えるということは、とても大切なこと。先生からは、「シーツのシワは、天敵と思ってください!」と。シーツのシワ一つが、褥瘡へつながることもある。

シワひとつないシーツというのは、利用者さん寝ていて心地よいのはもちろんのこと、衛生面、身体の負担のかかり方が全然違うということ、当たり前のことに改めて感心する。そして先生の整えたベットの美しさに、「おぉ~」と感嘆の声があがっていました。

応急処置では、三角巾を使った止血の仕方、骨折した場合の固定方法を学ぶ。先生は、するするとマジックのようにこなす。私たちは、どっちが布が前なのか、どっちの向きなのか、どう結んだらいいのか、悪戦苦闘。コツを教えてもらいながら、なんとかやる。自分がイメージするものと、実際できたものにはずいぶん開きがありました…。

ホームヘルパーの仕事についてを学んでいると、とても総合的に人間を見る力が必要なことを痛切に感じています。

教科書には、「介護の目的は、利用者様の持っている能力に働きかけ、人間らしい尊厳のある生活をしてもらえるよう、QOLの向上を目指した自立への援助を行うこと」と書かれてている。言葉だけ見ていると、とっても抽象的で素敵なことばであるが、ご利用者さんの人生の歴史や価値観を理解しながら、体調を観察し、実際の生活の中で具体的に援助していくということは、本当に総合的な力が必要だと感じました。

技術として介護の基礎を学ぶことの一方で、人間としていろいろなことに関心を持ち、勉強すること、感じること、人間の幅を広げることがとっても大切。私のホームヘルパーの道は、まだまだ遠しです…。

自宅に帰ってきて、ベットメーキングの復習。(布団ですが)シーツを三角に織り込んだ方法。シーツがずれにくくなるそうです。今まで生きてきた中のシーツの整え方で、一番美しいシーツです(笑)ちょっとしたコツで、いろいろなことは便利に、そして美しくなるのですね。

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