キッチンの生ゴミは宝物
こんにちは。居住者KTです。
ゆいま~る多摩平の森では捨てられたごみを燃やして煙にするためだけに、
巨額な税金を使うのは“なんか変”、“ちょっともったいない!”と
日頃考えていた居住者数名と、スタッフの家族とで 生ごみたい肥作りを始めました。
<<生ごみリサイクルサポーター連絡会・日野市ゴミゼロ推進課発行の通信はこちら>>
日野市の生ごみリサイクル方式は実に簡単!
市の助成制度を利用すると500円で ダンボールコンポストセットと説明書が届きます。
セットの内容は 基材(竹パウダー15ℓ) 組み立て済みダンボール箱、布製カバー。
ダンボール箱とカバーは市内の福祉施設の方々が 作って下さるものでとても頑丈。
竹パウダーは美しい竹林の維持と里山保全の一環として
伐採された竹を粉砕して活用しているのも。
日野市に協力している、ベテランの生ごみリサイクルサポーター
佐藤さんが来てくださって教えていただき、質問・疑問に丁寧に答えてもらいました。
少しきざんだ野菜くずなどを
水分を加えた基材(竹パウダー)に投入して毎日かき混ぜるだけ。
生ごみの発酵を促すために水分と十分な空気(酸素)は必須です。
うまく発酵していれば温度は60度位まで上昇し生ごみ特有の臭いは出ません。
温度が高ければ(発酵が進めば)虫の卵は生きていれないので
大量の虫が発生することもありません。
発酵が進まない時は、米ぬか(米の砥ぎ汁)と廃油
(Beすけっとさんに協力していただいてます)を加えると温度は一気に上がります。
この中に生卵を入れておき3日程で温泉たまごを作ってしまった人もいます。
スタッフも家族ぐるみで挑戦です。君たちはきっと素敵な大人になれるよ!
まだ完成品ではないけれど、サポーター 佐藤さんが見せてくださった堆肥。
生ごみはほとんど分解されています。中の緑色の棒は温度計です。
そろそろ完熟堆肥が出来上がってきました。
ベランダ菜園、ベランダガーデンで美味しい野菜、美しい花々が育ちそう。
そして、恒例の緑のカーテン・ゴーヤにも堆肥が入れられました。