ゆいま~る伊川谷も、今週からようやく梅雨らしい天気になりました。
雨の日はフロントも、静かに時間が流れるように感じます。ハウスの中で梅雨らしい設えを見つけました。

食堂にある飾り棚に、色とりどりの折り紙で作った傘や長靴がありました。居住者の手作りです。傘は2枚の色違いの色紙を重ねて作られています。こんな傘なら雨が待ち遠しくなります。

ホールには、木製のカエルがいます。棒をくわえているので木魚のように叩くのかと思ったら違いました。棒で背中のギザギザを擦るとなんと「ゲッゲッゲッ」と、鳴き声がするのです。手の動きと速さにちょっとコツがいりますが、ギザギザに当たる音がまるでカエルの鳴き声そっくりです。
ラジオ体操のあとみなさんで「ゲッゲッゲッ」と鳴かせて楽しみました。

庭に出てみると小規模多機能花菜の前に紫陽花が見事に咲いています。
今年からハウス周りの庭木の手入れをする「みどりの会」も発足し、みなさんの苦労の甲斐あってきれいに咲きそろいました。
1階の長い廊下を利用した街角ギャラリーや、エレベーター横のちょっとした空間にも紫陽花の水彩や、菖蒲の貼り絵が飾られています。
梅雨は、雨が多く、蒸し暑かったりと、なかなか不便を感じることがありますが、居住者の皆さんの梅雨を楽しむ心に、豊かな生活を感じます。四季のある日本だからこそ、四季折々の暮らしを大切にしたいものです。
ゆいま~る中沢では、毎日、ラジオ体操を行っています。
ラジオ体操は、1日2回開催されています。
(6時30分:屋上庭園・10時:3Fのたまの道)
ラジオ体操の後は、水分補給のためにお砂糖入れた紅茶に氷を入れて、アイスティーならぬ、ひと肌ティーをお出ししたりしています。

みなさん、ほどよく身体を動かした後で、お茶でくつろぎならがら話に花を咲かせています。運動の話や、若いころの思い出話、時事問題など、多岐にわたります。
この日のテーマは、「断捨離」でした。
居住者のお一人は、ゆいま~る中沢にお引越しをしてらしたのだけれど、なかなか、以前住んでいた家が片付かないのだとか。捨てようと思っても、自分自身の歴史を捨ててしまうようで、なかなか踏ん切りがつかない、とおっしゃっていました。
「今は、なんでも捨てることがいいような風潮だけど、そうはいってもねぇ」と。片付けを始めると、忘れていたあれこれが溢れ出してきて、懐かしさのあまり見入ったりして。皆さん、頷きながら聞いていました。
お茶を飲みながら、何気ない話ができる相手がいること、このゆったりとした時間は暮らしの中に、潤いを与えてくれています。

「四国における高齢者住まいづくり計画ガイドライン」内にて、
事例としてゆいま~る那須とゆいま~る多摩平の森が紹介されました。
5月27日(月)に「第一回 介護保険勉強会」が多目的室で行われ、19名の居住者が参加されました。
「介護保険にはどんなサービスがあるの?」「サービスを利用するにはどうすればいいの?」など様々な疑問について、多摩市東部地域包括支援センターの専門員の方々が、分かりやすく説明してくださいました。

パワーポイントを使いながら、その場その場に合わせた利用方法を勉強し、参加された皆さんからは、「今は元気だけど、いつ介護が必要になるかわからないからね~」「制度がどんどん変わっていくからいつも新しい情報を勉強しなくちゃね。」との声。

「困ったときには、まずは地域包括センターにご連絡ください!」と、頼もしいお言葉も頂きました。
さまざまな専門家のお力をかりながら、介護の悩み、保健福祉サービスについてなど、みんなで学び知ることで、暮らしの安心へとつながっていきます。
介護保険勉強会は、年に3回開催予定です。(次回は9月予定)
今日、紫陽花の花をわけていただきました。
ゆいま~る聖ヶ丘の隣にある商店街の電気さんの敷地に咲いていたものです。お店の脇を通るたびに、見事だなぁと見とれていました。

ゆいま〜る聖ヶ丘は、聖ヶ丘団地の中にあります。目の前には、多摩聖ヶ丘郵便局と聖ヶ丘駐在所があり、聖ヶ丘商店街も隣接しています。商店街も充実しています。
「ヒバリ電気」「ちょっとこだわり『百将屋』」(米・野菜・自然食品など)「ドライクリーニング吉野屋」「けやき書房」(本・文具店)「カットスタジオサーバス」「うどん店『ぽんぽこ』」「フォトヨシダ」「たんぽぽ美容院」「揚心ジム」(キックボクシング)「きものお手入れ工房 染と洗ドレッセ」「デイサービス聖ヶ丘」があります。
電気さんには、電気製品、機器の他に多摩市の有料ゴミ袋なども売っているので、居住者の方もよく行かれます。居住者の方達の名前を覚えていて下さって、折に触れお声をかけてくださいます。地域の方に見守られていることを、本当に実感しています。
瑞々しく咲く紫陽花を見ながら、私達はどうやって地域の方にお返し出来るだろう考えています。


昨日、茨城の実家へ帰りました。
父が「畑のキャベツを持っていきなさい」と一緒に畑へ。父が私の事を呼び見に行くと、キャベツの葉に小さなモンシロチョウのサナギが・・・
「お前が、ここを出てからあっという間に時間がたつなぁ」と父。
なんだか父の背中が寂しそうで少し胸が痛みましたが、こうして実家に戻り家族と前より話す事が増えたのはとても嬉しく思いました。
自宅に戻りふと、この多摩平の森の小規模多機能ぐり~んはぁとで働き始めてから3か月、本当にあっという間でした。
きっとこうして見えないところでも家族が繋がっているのだ……と思いつつ、ひとりの食卓に出したキャベツを食べて「そんな話をしたな」とひとり笑うのでした。
言葉ひとつ、食べ物ひとつ、暮らしには物語があります。当たり前のように思えても、やはり一日は新しいものです。それを大事に過ごしていきたいと思います。

6月18日(火)、屋上庭園で、6月6日(木)に屋上庭園に舞い降りた韮崎小学校6年生が飛ばした風船に付いていた「矢車草」の種を植えました。居住者8名、スタッフ3名が、心を弾ませ集まりました。
スコップで浅く穴を掘って、そこにかわいらしい髭が生えた小さな種を皆で横一列になって、植えていきました。

「10日から14日くらいで芽が出るんだって」
「とても丈夫な花だそうだよ」
「はるばる韮崎から飛んできたから枯らせたら大変だ」
など和気あいあいと植えていきました。
植えた後に「早く芽をだしてね」と願いを込めて水を撒き、「韮崎小 2013年6月」の立て札を立てて、みんなで記念撮影をパチリ。

今日は、曇り空でしたが、蒸し暑かったので、2Fのからきだの丘へ場所を移してお茶会で、のどを潤しました。

お茶会では山梨県の韮崎が話題となり、居住者のお一人が偶然にも韮崎で開催された深田祭に参加された際にいただいた、つば付帽を皆に披露して、その時のお話しをしてくれました。

その帽子は日本百名山の著者 深田久弥氏の生誕100年を記念した時の記念品であり、深田氏の終焉の地が山梨県の茅ケ岳(かやがたけ 1,704m)で、祭りは深田氏を偲んで地元の登山家や、深田ファンで賑わうイベントなのだそうです。
お話を聞いてまた韮崎との縁があることを感じ、矢車草が早く芽を出してくれるのが待ち遠しくなりました。
種をまくということは、明日という日を楽しみに待つということです。
この希望の種を大切に育てていきたいと思います。

先日、3F介護保険外ショートステイのご利用のTさんと、屋上庭園に散歩に出かけた時の出来事です。

屋上には、グリーン部会の方が植えられた花や、以前に蒔かれた種から芽を出し、咲いた花々がきれいに咲いていました。
tさんは「まぁ~きれいね~」と感動の表情を浮かべていました。白い花からは、微かに麗しい香りがして、風も爽やかに吹き、自然にTさんも私も笑顔になります。白い花に手を添えて、「いい匂い・・・」と。
長い入院生活から、保険外ショートステイに来られたTさん。
「外はやはりいいわ~。」と。ここ屋上庭園の、大きな空と、風をたっぷりと感じられたようです。
入院生活も終わり、ここから自宅復帰に向けての暮らしのスタートです。
介護保険外ショートステイでは、“退院後自宅に戻るまでの中間リハビリ地点として”“急なショートステイの先として”皆さんに合わせた暮らしをの手伝いしています。

2012年6月14日函館新聞
「ゆいま~る入居支援へ 厚沢部町議会 補正予算案を可決」
2013年6月6日函館新聞「笑顔で過ごせる施設に」
ゆいま~る厚沢部の吉木ハウス長がインタビューを受けました
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