木のぬくもりから生まれるもの 自然も、地元の産業も大切にしたい
「木の家に住みたい!」誰もが一度は思い描く夢なのではないでしょうか。ただいま建設中の「ゆいま~る厚沢部」は木造の建物です。
カラマツ、トドマツ、スギなどできるかぎり地域産材を使用して建設しています。地域の材料を使うということは、低価格な輸入木材に頼らず、敷地により近い場所から材料を調達することで、輸送によるエネルギー削減にもなります。また地元の木材を使用することで、森の新陳代謝を促し、元気な森づくりにもつながります。
ちなみに、栃木県にある「ゆいま~る那須」は、建材の地産地消ということで、地元の八溝山系で採れる「八溝杉」を使用しています。厚さ30mmと分厚く切り出した八溝杉の床は、木のぬくもりがあって、寒い冬でもどこか温かみを感じます。湿度が高い時は素材自体が水分を吸収し、逆に湿度が低い時は素材自体が水分を発散するという、特徴があります。木をたっぷり使った「ゆいま~る那須」の暮らしの空間は、居住者の方やお客さまにもとても喜ばれています。
地域の木を使うということは、とってもいい利点がたくさん! 何より「木の家に住むのがこんなに気持ちがよかったんだ!」という声をよく聞きます。心と身体が「心地よい」というのは、とっても大切なことですね。
「ゆいま~る厚沢部」では、木のぬくもりある空間作りに向け、設計段階から地域の方々からの意見をお聞きしながら進めてきており、「ゆいま~る厚沢部」の完成を皆さん楽しみにされています。皆さんの意見を生かしながら、今後、意見交換の場を計画していきます。
まだ建設中の「ゆいま~る厚沢部」ですが、温かくて居心地のいい空間を夢描きながら、今日も少しずつ工事が進んでいます。
↓この子は誰の子?
↓トドマツの子どもでした。
↓ そして、晴れ間が…。