ゆいま~る神南ブログ

防災マップでゆいま~る神南を調べてみました


ゆいま~る神南がある港区木場町や道徳駅というと、名古屋市民にとっては伊勢湾台風で大きな被害を受けたという記憶が強く、災害に弱い地域というイメージが根強いようです。では現在の港区木場町はどうなのか、港区のハザードマップなどから、ゆいま~る神南の防災について調べてみました。

ゆいま~る神南は港区の中では突出して安全な地域にあります

 下の図は、港区の津波ハザードマップから、あらゆる可能性を考慮した最大クラスの浸水範囲を抜き出したものです。左側の港区全体の図では、1m以上の浸水がある黄色やピンクの領域が全域に広がっています。

ただし、ゆいま~る神南の周辺を拡大した右側を見ると、ゆいま~る神南は浸水が想定されない地域にあることが分かりました。港区には、標高がマイナスのいわゆるゼロメートル地帯が多いのですが、ゆいま~る神南は標高3m程度の場所にあります1)。このことから、このハザードマップの結果になったようです。

1)国土地理院の地図で、標高を調べることができます。木場町近辺の標高はこちらを参照。

 

ただし、だからと言って完全に安心なわけではなく、たとえば地震の揺れから逃れられるわけではありません。地震の際には液状化2)も心配です。そこで、港区の地震ハザードマップを見てみました。あらゆる可能性を考慮した最大クラスの地震による液状化ハザードマップが下図です。左側の港区全体の図では、液状化可能性「大」の赤色が全域に広がっています。ただしここでも、ゆいま~る神南周辺を拡大すると、液状化可能性は「中」になっていました。

2)  砂と水が多い地盤が揺れると発生し、水と砂が分離して、水が噴き出してしまう現象のこと。 液状化現象により水分が流出してしまうと、地盤沈下を引き起こしてしまう。

 

このように、ゆいま~る神南のある場所は、港区のなかで相対的には際立って災害に強いことが分かりました。

26本の柱の下に厚さ2mの基礎を置き、それを長さ6m~15mの杭で支える

では建物の作りはどうなのか。ゆいま~る神南があるビレッジハウス木場タワーの建物は、弊社の一級建築士によるとかなり堅牢なつくりになっていると言います。1988年に建てられたので、震度6~7程度の地震を受けても倒壊、崩壊をしないと定めた新耐震(建築)基準を満たしています。

このような基準を十二分に満たすために、以下のような頑丈な構造になっています。東西方向に長い14階建てのビレッジハウス木場タワーは、南側と北側の両側13箇所/合計26箇所に柱があります。このそれぞれの柱は、地中3.45mの深さに置いた厚み2mの独立基礎の上に立っています。そしてその独立基礎を、地中に伸びる長さ6m~15mの杭(クイ)で支える構造になっています。杭の長さは地質調査の結果から設計し、杭を打ち込むときに地耐力を測定しながら支持地盤まで打ち込んでいます。つまり建物の主たる26本の柱が26個の横4m縦3m厚み2mのコンクリートの固まりの基礎にそれぞれ立っており、その基礎をおのおの6本程度(合計158本)の杭で支えています。その杭はそれぞれ地底深くで支持する地盤にさして建物を支えるという構造となっています。そして、これらの独立基礎は高さ3.5m・幅0.6mの地中梁(ハリ)で隣接する独立基礎とつながっています。 この大きな基礎と梁は、14階建ての建物が倒れるのを防ぐ錘(オモリ)としても機能しているといいます。地震で地表が液状化して地面が波打ち沈下しても、建物は杭に支えられてそのまま立っている構造になっているわけです。

 

フロントでは3日分の食料を備蓄

今回の調査のために、港区役所総務課を尋ね、お話を伺ってきました。

江戸時代から干拓で埋めたてられてできた土地である港区が面する名古屋港では、伊勢湾台風を契機に高潮や地震、津波などの起こりうる災害を想定し、防波堤と防潮壁を建ててきたそうです。

災害時の備えについてもうかがいました。ビレッジハウス木場タワーに住む住民の指定緊急避難場所と指定避難所は「東築地小学校」です。ただし避難所で1人が確保できるスペースは2畳程度。高齢者はストレスを感じる可能性が高いようです。避難所で供給される非常食は3種類のみ(ビスケット、アルファ米(2種))。嚥下機能が低下している方にはビスケットを食べるのは大変かもしれないとのことです。ゆいま~る神南で引き続き生活ができるようであれば、避難所に移るよりそこで生活をされたほうがよいかもしれないとのこと。もしゆいま~る神南の備蓄物がなくなった場合は、避難所で生活をしていなくても備蓄物を供給してもらうことができるそうです(避難所外避難者という扱いになる)。また、災害時の初期段階では備蓄品が不足する可能性があるとのこと(取り合いのようなことも起こる可能性がある)。最初の補給物資が送られてくるまでに1週間程度かかる可能性があり、そのため1週間分の備蓄が生活の場にあることが望ましいというお話でした。

現在、ゆいま~る神南のフロントには3日分の食料を備蓄しています(水は1人1日3リットル、パン1人1日1食(1個)、おにぎり1人1日1個、ご飯(わかめ・カレー・五目)1人1日1.5食)。ゆいま~る神南にお住まいの方には、ご自身でも4日分程度の水・食料を備蓄するようお願いしていきたいと考えています。

今後も、防災関連の情報は随時追加していく予定です。

 

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