防災訓練は大事です。でも楽しくなくちゃね!
都立高島養護学校の中学部2年30名程度の防災訓練を見学させていただきました。
お迎えに来てくださった町内会の方とゆ~っくりゆっくり自転車で10分弱。
それでも少し早すぎた私たちは一番乗りで校内へ入れていただきました!
私たち見学者は16:00から18:00までの見学でしたが生徒さんたちは
なんと泊りがけ!
二日間に渡る防災訓練をするわけです。
首都直下型の地震が来た際、長期にわたる避難生活を想定して
との事ですが、これはとても大切な事だと思いました。
ましてや地震で心細いところに非日常の事態がどんどん押し寄せてくる。
人によっては変化をあまり好まないといわれる養護学校の生徒さんだけでなく
我々大人も十分に体験しておく価値があると思いました。
まずはDVDでの漫画や実写を交えての地震の勉強。
そしてクイズ。当たった生徒も当たらなかった生徒も元気に手をあげます。
そしてみんなのヒーロー高島高校のお兄さんお姉さんたちの登場です!!
女子は非常食を使っての夕飯づくり、男子は布団代わりのマットや毛布を
運ぶお手伝いをしてくれるそうです。
毛布運びの時は養護学校の生徒さんと一緒に面白おかしくお話をしたり
生徒さんが持ちやすいように配慮したり、さすがと思われる場面がたくさんありました。
寝床が整った後も生徒さん達は避難食を食べたり、
安全確保の勉強をしたり・・・。
私たちは途中で失礼してまいりましたが次の日の朝まで今頃なにしてるのかな??
と気になってしかたありませんでした。
先生たちも生徒さんがなるべく楽しく、でも重要だという事が伝わるよう尽力されているのが伝わってきましたし、生徒さんも非日常なあれこれに適度な緊張感を持って参加学習されているようでした。
もしもの時、少しでもスムーズに避難できるよう、そして何よりも大切な自分の命を守れるよう、日ごろの訓練はこのように泊りがけで行ったり、近隣の手を借りるなどの色々な工夫が必要なのだと思いました。
これからは自分や職場の地域の防災訓練にも積極的に参加していこうと思いました。