ゆいま~る神南ブログ

居住者の貴重な声


ゆいま~る神南では、日本福祉大学の学生の方より、研究への協力依頼を受け、10月31日  居住者5名の方がヒアリングに協力されました。

ご依頼をいただいた学生の方々は、建築を学んでおられるとのこと。依頼者の学生 Fさんは、ゆいま~る神南のホームページをご覧になられ「分散型」のサービス付き高齢者向け住宅という部分に関心を持たれ、協力依頼をして下さったそうです。今回の研究内容は、「サービス付き高齢者向け住宅の個室空間と共用空間からみる居場所空間の選好性」ということで、「様々なサ高住の食堂や共用空間の写真を見比べ、居住者の方々の意見を参考にしたい」というものです。

高齢化が進む中、特にサービス付き高齢者向け住宅においての共用空間のニーズの把握は重要であると考え研究を進めておられるそうです。

まずは、学生の方より居住者へ趣旨の説明。5名の居住者それぞれに、各1名の学生が担当されました。

居住者は、10枚の共用空間の写真を見比べて自由に意見を述べ、空間に対する評価を行う  というものです。

「こんなにあると、迷うね~」と居住者。

「窓が大きいのは いい」「こんな豪華な雰囲気は、落ち着かないわね~」「天井の間接照明が多すぎる気がする、カーテンの色味でも印象が変わるね」

 

「毎日食堂で食べるなら、これかな。テーブルの配置がいい」

「通路が広くとってあるのもいいね」

 

居住者それぞれ、空間における好みも多様です。

 

「ホテルみたい、照明が洒落てるね。こういうのが好き」

 

「明るいと料理が美味しく見えるね」「こちらは少し窮屈な感じがするね」

みなさん、率直に意見を述べられています。

「カウンターがあるのはいいね~」「家族が来た時にくつろげるような空間がいいよね」

居住者は、それぞれの目線で色んな意見を学生の方々へ伝えられていました。学生のひとり Fさんは、将来、より良い空間づくりのルールブックを作りたいと考えているそう。また、サービス付き高齢者向け住宅の共用空間には何が必要なのか、快適で過ごしやすい空間とはどんなものだろう、と設計に繋がる研究を重ねているとのことでした。ゆいま~る神南の居住者の意見が、学生の方々にとって、また、今後の将来に向け「貴重な声」となるのでしょうね。

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