春の芽吹き
今月14日、東京では桜の開花が観測されました。
統計開始以来、最も早い記録なのだそうです。
今年の桜前線(ソメイヨシノ)は東京からスタートすることになりましたが、こちらも2017年以来、3年ぶりとか。
さて、関東地方最北の栃木県と東北地方最南の福島県境の山間、標高450メートルに位置するゆいま~る那須は、暖冬とはいっても先週までは雪の日も。
まだまだ風の冷たい日も多いのですが、ようやく春の訪れを告げる花々が咲き始めています。
<フクジュソウ>
ゆいま~る那須食堂の前庭では薄桃色の梅が開き始め、辺りに良い香りを漂わせて咲いています。
<薄桃色の梅>
花より団子と言いますが、この時期、菜の花や蕗の薹も盛りを迎えています。
春の芽吹き野菜や山菜には苦みを伴うものも多く、「春の皿には苦みを盛れ」という言葉もあるそうです。
その苦みが、寒さに備えるために溜め込んでいた脂肪や、体内に溜まった毒素の排出を助けてくれるのだとか。
春は体が活動を始める季節。旬の食材は私たちの体が必要とするものだったのですね。
自然の恵みに感謝です。
春の恵みを頂いて、何かと体調を崩しやすい季節の変わり目を元気に過ごせたらと思います。
<菜の花>