気をつけましょう!道路の横断
7月下旬、ゆいま~る神南では『交差点事故防止』について学ぶ機会を設けました。愛知県の交通事故の特徴として交差点での事故が全国平均と比べても非常に高く、その中でも歩行者横断中の事故が特に多いそうです。
居住者のみなさんには、改めて危険性を理解していただくとともに、道路の横断を疑似体験できる『歩行環境シミュレーター』を活用し、安全な横断方法を楽しみながら学んでいただきました。
参加予定だった9名の方が当日都合が悪くなり、この日は11名の参加です。
この日、お世話になったのは愛知県防災安全局の松本さん(写真中央)と前田さん、そして愛知県港警察署の朝倉さんです。
配布資料の説明の後は ・・・
歩行環境シミュレーターを使っての横断疑似体験です。松本さんの「みなさん、緊張せずに楽しんで行いましょう!」の声かけでスタートです。
会場内のスクリーンには、疑似体験中の方の映像が写し出される為、見ている方も退屈することなく学ぶことができます。疑似体験時の環境については、昼間・雨・夕暮れ時、夜間、濃霧 等々、様々な環境を体験することができます。
↓↓↓ こちらは昼間のシミュレーション。右から車が来ているので、まだ進みません。
車が通りすぎたのを確認したら、歩き出します。その場で足踏みをすると歩道を進むことができます。
こちらは夜間の歩道。昼間に比べるとかなり周辺が見づらくなります。
万が一、車と接触してしまったり 上手く横断できなかった場合には、画面が赤く変わってしまいます。
↓↓↓ こちらは、道路の向こう側から家族に呼ばれた場合のシミュレーション。「急いで渡らなくちゃ」という思いに駆られてしまいます。要注意ですね。
体験後には、 横断の際 どのようなことに注意したらよいのか 一人ずつ評価を聞くことができます。
港警察の朝倉さんからは、実際に起こった交通事故の話を写真とともに聞くこともできました。
歩行環境シミュレーターの疑似体験は、自身のとっさの判断力、動体視力を認識することができ、深視力(距離感・立体感を得る感覚)のテストにもなるとのこと。
居住者 E さんからは、「自分の判断力がこんなに衰えているとは思いもしなかった。自分はまだ大丈夫だと思ってしまっていることがよく分かった。改めて気をつけないといけないという思いを持つことができて良かったし、楽しく学べた」との感想をいただきました。
この日の体験が、改めて安全を意識するきっかけに繋がればと思います。