
7月13日(土)、ゆいま~る食堂・フード・カフェにて「七夕祭り」が開かれました。
七夕と言えば、七夕飾り。皆さん色とりどりの短冊に思い思いの願い事を託し、笹に飾りました。

その後お食事会が開催され、23名の方が参加されました。
フード・カフェひかり千野料理長より挨拶があり、特別メニューのお料理が振る舞われました。

松花堂弁当…お刺身にマグロと帆立、煮物にかぼちゃやモロッコいんげん、焼き物に牛カルビ焼きグリーンアスパラ添え、蟹入り卵蒸し、揚げ物には海老や鱚、生椎茸、しし唐、デザートにメロン。
一つ一つ丁寧に作られたお料理に皆さん舌鼓。
ゆいま~る拝島の食堂は、玉川上水に面したテラス席があります。玉川上水の瀬音を聞きながら、花火大会を行いました。
用意した花火の中で特に人気だったのは、純国産の線香花火です。輸入のものが大半を占めるなか、わずかな作り手によって作り続けられている線香花火。海外製のものに比べて、繊細で密度の濃い火花が飛び出します。
「牡丹・松葉・柳・散り菊」と表情を変化させながら私たちの顔を優しく照らす線香花火は、楽しかった子供の頃の記憶を呼び覚ましてくれます。

一般社団法人コミュニティーネットワーク協会の前会長の神代尚芳医師が、5月17日に永眠されました。
ゆいま~る伊川谷は、開設前から神代先生の完成期医療福祉の勉強会を通して関わりをもたれた居住者が多くいます。葬儀に参列できなかった居住者もいて「偲ぶ会」の開催を望む声があがりました。
7月4日、偶然にも四十九日となるこの日、ゆいま~る食堂には先生のご親族、入居者24名、関係者、新聞記者、スタッフを含め42名の方々が集まりました。

黙祷から始まり、ご親族、関係者より挨拶をいただきました。その後、入居者から一言ずつ話をしていただきました。勉強会で、お酒の会で、健康相談でと、それぞれ出会いや思い出がありました。
「ゆいま~るに決めたのは、先生の人柄にひかれたから」という言葉があちこちで聞かれました。また「死は完成であるという言葉に惹かれた。すい臓がんの夫に、りっぱな物を持ちですね。と大笑いして気持ちがすっと楽になりました。」「80歳をすぎて癌になったら天寿癌だと思って、そのまま楽に死んだらええ。と言われ、姉の癌にもうろたえないで緩和ケアを選べた」など周囲を惹きつける先生の人柄があわられた話が聞かれました。
最後に、社団法人コミュニティーネットワーク協会の近山恵子理事長の言葉の中で、「神代先生の思いが生きていて嬉しく思う。ゆいま~るを中心にしながら蒔いた種を育てていかなくてはと思う。こういう会をすることで居住者同士、居住者とスタッフが一つになった。ここに住んでよかったねというのを自然に生み出せることができるといい。」という言葉が心に残りました。

(遺影の代わりとなった○の文字は十牛図の8つ目。十牛図は、禅の悟りにいたる道筋を牛を主題とした十枚の絵で表した もの。)
神代先生がコミュニティネットワーク協会をおこされた意味とそれを継承し続けることを皆で確認できた会となりました。
7月23日(水)、ゆいま~る聖ヶ丘の多目的室で地域のボランティアグループの二胡ミニコンサートが行われました。 居住者に加えて、地域の住民の方も聴きに来られ、総勢26名の方が参加されました。

今回は、ただ演奏を聴くだけでなく、二胡に触れ、馬の尻尾でできた弦やへびの皮の感触を体感するコーナーもあり、「これはメンテナンスが大変だわ~」と現実的な感想も。

みんなで合唱した「椰子の実」ではオーシャンドラムも登場!波の音が涼しげに響き渡りました。
暑さが続く中、音楽のひと時は、一服の清涼剤になりました。

7月20日(土)、ゆいま~る中沢1階にオープンするあいクリニック中沢(8月1日開設)のオープン式典が、行われました。(8月中は、自由診療のみを受けることが出来ます。保険診療は、9月2日からとなります)
医療法人財団天翁会の天本理事長が、多摩市における「あいクリニック中沢」の役割、利用者に便利なサービスを提供することの大切さをお話されました。

多摩市・阿部市長は、最期まで幸せに生きられる町づくりについて、地域包括ケアの拠点としてのあいクリニック中沢への期待を語られました。

医院長の亀谷学先生は、「『あいクリニック中沢』でのプライマリ・ケアと地域包括ケア」というテーマで、資料を使いながらお話されました。
(プライマリ・ケアとは「子どもからお年寄りまでの様々な健康問題について、何でも気軽に、まっ先に相談できる「医師や医療」のことです。)

式典後、あいクリニック中沢の内覧をさせていただきました。
待合室は、柔らかな色調のフロア、子ども用のプレイルームも備えつけられています。
ゆいま~る中沢の1階に、あいクリニック中沢が併設されることで、もしもの時にすぐに相談できる場所があるといことは、大きな安心へとつながります。

7 月10日(水)、ボランティアグループ「UTAGE(うたげ)」が来てくださいました!
左側の方が演奏している珍しいギターは、リゾネーターギター(通称ドブロギター)といって、独特の残響音が魅力的で、ボディの中にアルミの共鳴盤が内蔵されているそうです。

居住者の方々と一緒に、“ばらが咲いた”や“村まつり”などの懐かしい歌を歌い、“あんたがたどこさ”では皆で一緒に手を叩きながら歌を楽しみました。

「懐かしい歌ね。あなた知ってる?まだ生まれてないわよね」
「子供のころ鞠つきながら遊んだのよ」
と思い出を話してくださるご居住者もいらっしゃいました。
ちなみにグループ名の「うたげ」には“やすらぐ”“楽しむ”という意味があるそうです。
最後は日本人なら誰もが知っている「ふるさと」を歌って終了となりました。
“夢は今もめぐりて
忘れがたき ふるさと“
それぞれが、いろいろな想いを感じながら、歌を歌いました。
古来から、日本には万葉集や古今和歌集、浄瑠璃など時代を超えて歌い継がれてきた歌がたくさんあります。自分の想いを歌にのせ、想いを交わす、歌の力はやはり大きいのではないでしょうか。

7月7日(日)、ゆいま~る聖ヶ丘の一階にあるグループハウスで、七夕パーティをしました。
「たまには、お寿司の出前でもとって皆で食べませんか。」と提案したところ、皆さん賛成され、「七夕パーティにしましょう」ということになりました。

リビングには、色とりどりの飾りと願いが書かれた短冊が飾られています。
ハウスにお住まいの6名と、スタッフ3名で美味しいお寿司と、差し入れのスイカや桃をいただだきました。お寿司を食べるのもそこそこに「好物なんです。」とスイカに夢中になる方がいたり、子供のころの七夕のお祭りのお話をされる方がいたり、とても楽しいひとときになりました。最後に、七夕飾りの下で、記念写真。

「月に一回、食事会をしませんか。」とお話したところ、「8月は何がいいかしら。やっぱり、うなぎかしら。」と次回の計画もばっちり。
皆さんは、短冊になどんなお願い事を書かれたのでしょうか。
どうか、叶いますように。
7 月16 日(火)、10:00、ウウウウッーと警報音が鳴り響きます。

「ただいまから、防災訓練を始めます」と火災発生の合図とともに、居住者40名が参加。ヘルメットをかぶり、首にタオルを巻いたり、思い思いの服装で、避難場所の多目的室に駆けつけます。
居住者の方にお願いして、手分けしての作業、点呼の確認。ハウス長より、消防隊員に報告、無事に避難完了することができました。
その後は、消火器の訓練。実際に手に取って、使ってみて、噴射、噴射。近づきながら、消していきます。「これが、コツです」と、消防隊員の話を頷きながら皆さん聞いておられました。


最後は、防災講話で、熱中症の話、火事で実際起こりえた話などを頂きました。特に、避難の際には、「おかしも」を意識して、お=押さない、か=駆けない、し=しゃべらない(話さない)、も=戻らない、だそうです。

3回目となる防災訓練、いつくるかわからない災害に備えて、定期的な訓練と、心構えが大切です。

7月9日(火)、18時から「七夕・花火会」を開催し、居住者12名、ご家族1名、スタッフ7名が参加しました。
まず1階のゆいま~る食堂で、七夕をモチーフにしたお料理をいただきました。乾杯の後、皆でわいわいと大皿料理を楽しみました。
サラダには、野菜で作ったお星さま。竹の器に入った涼しげなそうめんも並べられ、夏を感じさせるお料理に舌鼓。

食事の合間には、各人に渡された短冊に思い思いの願いを書いて笹に飾り付け、食後に「七夕の思い出」というテーマで居住者の方に一言をいただきました。

お話の後には、居住者の方からいただいた「歌集」を皆さんに紹介し、歌を歌いました。曲は、今日にぴったりの「たなばたさま」と、「今話題の富士山の歌がいい!」の一言で、富士山の曲と2曲を歌いました。
たまたま食堂に、夕食にいらしていたご夫婦にも参加していただき、皆で歌を楽しみました。
食事が終わる頃には、外もほどよく日が暮れはじめ、いよいよメインの花火の時間となり、駐車場へ移動しました。
皆さん、童心に返ったように花火を楽しまれました。花火の匂いや光は、どこか子どもの頃の夏休みを思い出させてくれます。

来年は、もっと大きな花火が見たい!というリクエストがありました。
来年も、皆さんとこうやって夏の夜を楽しみたいと思います。
「建築業界Ace」
(一般社団法人日本建築業連合会 発行)
『「つながり」の中で、豊かに暮らす。』特集で
「ゆいま~る多摩平の森」が紹介されました。
詳しい内容はこちら→
6月30日(日)、ゆいま~る食堂で、ふれあい喫茶感謝デーが行われました。
ふれあい喫茶は、ゆいま~る食堂が閉まる14時~17時までの時間を利用し、居住者有志の方たちが、食堂の一部に喫茶コーナーを作り、50円でコーヒーや紅茶を楽しめるスペースを作っています。ポットのお湯の準備など、当番制で居住者がしています。一杯売れると7円の利益が出るそうで、1年間で集まった利益を還元しましょうということで、去年に引き続き感謝の会が開かれました。

居住者有志の方たちで着々と準備が整っていきます。ロールケーキとコーヒー(無料)の準備もできました。

だんだんと食堂に入居者の皆さんが集まってきて、お好きなテーブルに座わり、隣り合った方同士で美味しいケーキとお茶を前に歓談。せっかくの機会なので「おたがいさま♡ゆいま~る」から新しく入居された方をご紹介、本人からご挨拶や預かった手紙を代読。

居住者34名が参加され、食堂は満員!大盛況です。普段はイベントにあまり参加されない方も「賑やかでいいわ」と大喜びでした。
何度も打ち合わせをされ、ケーキも価格や味を吟味し、会場準備や片付けもほとんど居住者で行いました。きめ細かな準備にスタッフも学ぶところがたくさんありました。また来年も楽しみです。
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