郷土料理企画 第3弾「芋だんご汁を作ろう!」
親しみのある食文化を、参加者全員で協力して作って食べよう!と、
郷土料理企画第3弾「芋だんご汁」を作りました。
「芋だんご」は北海道全域で作られる家庭の味。
じゃがいもを蒸かして、熱いうちにつぶし、でんぷんを混ぜてこね、
ひとまとまりになったものを棒状にまとめます。
これを適当な大きさに切ったものを焼いて砂糖醤油につけておやつにいただいたり、
お汁に入れていただいたりと、とても身近な料理であり、
「メークイン発祥の地」である“厚沢部町らしい”郷土料理とも言えます。
※東京では「芋」というとサツマイモを連想しますが
こちらではメークインを指します。
今日の「芋だんご汁づくり」には、居住者12名が参加されました。
男性陣はなかなかの包丁さばきです。
蒸かした芋を熱いうちにつぶしますが、これがなかなか力のいる作業。
お料理もいい運動です!
でんぷんを混ぜて、耳たぶくらいの硬さに調整して棒状にします。
団子はノドつまりを防ぐためにも、一口大の小さなものではなく、2,3口分くらいの大きなものにしましました。
「この方が、団子も味わえておいしいんだよ!」と、
いつもお手伝いにきてくださるIさん。
準備も終わって、ちょっと休憩。
芋だんご汁の思い出話などで盛り上がりました。
できあがった芋だんご汁。
もっちりとした団子が美味しそうにできあがりました
いつもながら、おかわりをする方も多く「食べ過ぎた~」の声も
聞かれ、いつにも増して賑やかな夕食となりました。
簡単でおいしい「芋だんご汁」
是非一度作ってみてはいかがですか♪
【材料】じゃがいも・鶏肉・牛蒡・人参・舞茸・長ネギ・片栗粉
だし昆布・鰹節・しょう油・みりん
・じゃがいもは皮をむいて水から茹で、火が通ったらお湯を捨て 水分を飛ばす。
・じゃがいもが熱いうちに潰して、でんぷんを混ぜながら硬さを 調整する(耳たぶくらいの硬さ)
・棒状に固めて、少し休ませてからお好みの大きさに切り分ける。
・だし汁に具材を入れ、火が通ったらしょう油とみりんを入れる。
・団子を投入し、団子が浮き上がってきたら最後に味を整えて長ネギを加え完成。
※材料の分量はお好みで。残った団子は冷凍もOKです。
そのままバターで焼いて、塩コショウでいただくのも美味。