新年を迎えた厚沢部から
あっという間に、2013年がスタートしました。皆さん、どんな新年を迎えていますか。
厚沢部町の年末年始は吹雪くことが多く、川が一部凍るなどとても寒い日がありました。50年位前には毎冬がこのような光景だったそうです。今年は例年よりこの時期の雪が多いようです。辺りは銀世界。厳しい自然環境ですが、この静謐をたたえた景色は水墨画のような素朴な美しさがあり、心の深いところまで何かを語りかけてくるような気がします。
しかし、ウェザーニューズの調査によると、日本で部屋が一番暖かいのは2年連続で北海道(21.38℃)という結果だそうです。北海道の住まいにとって最も必要とされるのが「あたたかさ」。住まいの「あたたかさ」を左右する断熱性能や気密性能を確保する基本性能を備えた造りになっているからです。ゆいま~る厚沢部は木材を多く使用しているので、なお、暖かさを感じることができることでしょう。
建物は外壁工事が終わりつつあり、濃い茶色の木の部分と外壁を貼った黒い部分のコントラストが落ち着いた雰囲気を醸し出しています。3月竣工をめざし、内装工事が本格化し細かな作業が増えにわかに活気づいている現場です。
隣接する小学校の児童らがふらっと立ち寄れ、子育て仲間(ママさん)のおしゃべり、休憩場所として誰もが気軽に集えるスペースを準備しています。多世代コミュニティを育む「地域開放型の食堂・共有スペース 」を皆さんに利用してほしいと思っています。