図書部会で、図書の整理と不要になった本の寄付を!
ゆいま~る多摩平の森の本棚は、集会室に通じる通路の
片側にあり、反対側が総ガラス張りのため日が入り明るく
遊歩道を歩く市民の方も見られるところにあります。
ここに、居住者や地域の方から寄贈された本が
約1500冊ほどびっしり並べられています。
居住者はもちろんのこと、地域の方も借りられることにしております。
また、ここには3年前にオープンしたときから図書部会があり
参加型運営ということで居住者が現在
約10名ほど部会活動に参加されております。
今までの本の並べ方は、並べるというより
本棚へ納めるということで、文庫・新書など小さな本と、
全集・雑誌・単行本など大きな本・・に分けるなどして
何ら基準もなく本の大小で並べておりました。
このような状況では借りるときも、返すときも利用者や
フロントスタッフにとっては大変であったようです。
たまたま、フロントの図書部会担当の方から
ゆいま~る伊川谷で図書の整理をこのようにしている
というブログを見せてもらい、これを参考に
図書部会を開いて話し合い、次のような改善を行うことにし実行しました。
(1)1,500冊の本を一気に整理することは大変なので、
とりあえず「文庫」約500冊を、著者別に五十音順に並べる。
「新書」約200冊を、出版社別に五十音順に並べる。
本の位置が分かるようにサイン
(「文庫本あ行」・・とかのカード)を本棚にさす。
このように改めたということを掲示し徹底する。
(2)文庫本や新書は小さいので本の奥が空くため
飲み終わった「牛乳パック」を入居者から出してもらい、本の奥に置く。
(3)地域の子どもも本を見に見えるので、「子ども絵本コーナー」を新しく設ける。
(4)読まれそうもない古くなった不要な本を
ブックフォースマイル の活動に「寄付」する
(児童養護施設を巣立つ子どもたちの自立を支援)
これは一図書部会員の発案です。
写真のとおり、第一回目の整理ができました。
利用されている入居者からも、「使いやすくなった」
「奇麗になった」と嬉しい言葉をいただきました。
これからも利用者に喜ばれるように
いろいろと工夫して行きたいと思います。