施設=自由がない?!
ゆいま~る厚沢部から徒歩2分ほどの
町民交流センター「あゆみ」にて、
第8回 厚沢部歌謡(カラオケ)発表会がありました。
1年に1回、
道南全域からカラオケ愛好者たちが
ここ厚沢部町に集まり、
日頃の練習の成果を発表する場です。
演歌や歌謡曲を歌ったり、
踊りを披露したりと総勢68名の熱唱熱演でした。
この発表会には、ゆいま~る厚沢部介護スタッフも
舞踊で参加しました。居住者も、8名が見に行きました。
舞踊はプログラム一番最初なので、出遅れて見逃さないように!
とお昼ご飯を少し早く食べて会場へ。
↓会場に付き、開場を待っています
ステージの一番前、ど真ん中に座ることが出来ました!!
↓開演を待つ居住者たち
プログラムを真剣に確認している居住者Sさん。
いざ開演!!幕開けはわがゆいま~るスタッフの舞踊です!
素晴らしい舞踊に居住者の方たちがおひねりを投げています。
↓おひねりを投げに行く居住者Yさん
また、第一部の一番最後にもわがスタッフが登場し
再度おひねりを投げに行っています。
↓Iさん、たくさんおひねりを投げています!!
第一部が終了したところで帰ってきました。
「すごくよかったね、歌もみんなうまいわぁ。
外に見に行くのもたまにはいいよね。楽しかったよ。」と
帰ってきたEさんが笑顔で話されていました。
また、「踊り上手だったねぇ。」
「ちゃんとお札をつつんで持っていかないとだめよ、来年は!」
「いやぁ、今度からもう少しおひねり多く作っていかないとだめだなこりゃ。」
「来年も見に行こうねぇ!」
「今日は興奮して寝られないわ!」
などと、興奮冷めやらぬ会話が聞かれていました。
地域のイベントに参加すると、いろいろな人から声をかけられます。
「いつからゆいま~るに入ったの?」「どんな暮らしなの?」と、
知り合いの方と偶然会った居住者Eさんは質問攻めされていました。
ゆいま~る厚沢部の居住者が地域のイベントに参加すると、
狭い町ですからそれぞれいろいろな知り合いなどに出くわします。
そこでの会話をチラッと聞くと、「あら、施設に入ったんじゃないの?」と。
「自由じゃない施設」「暗いイメージ」といった従来の
福祉施設のイメージが根強く残っているこの小さな町では、
施設に入る=外に出てこないといった捉え方なのでしょうか。
自由に地域イベントに参加すると驚かれていました。
これからも地域とのつながりの場を持ち続け、
それが結果的にゆいま~る厚沢部を自然な形で
わかっていただくきっかけになればいいな、と思いました。