思い出の紙人形
Mさんのお部屋に飾られている
和紙で出来た紙人形は、とても素敵です。
数年前に107歳で亡くなられたお母様の手作りだそうで
ナント!これらの人形を作られたのは97歳の頃なのだとか・・・
ひな人形は五人囃子まで揃っていて、その躍動感には目を見張ります。
「他にもあるのよ」と見せていただいた人形は
どれも皆、とても細かいところまで作り込まれています。
学生と女学生はとても可愛らしくて微笑ましいですよね。
この水戸黄門は、前夜TVで見ただけで「明日作ってみるわ」
とおっしゃって、翌日には完成させたのだとか。
「でもね、内心はそんなの無理に決まってると思ったのよ」と
笑いながら教えてくださったMさん。
他の人形も全てお手本などはなく、TVや本で見たものを
思い出しながら作ったのだそうです。
この凧揚げの様子などは、ふわっと浮き上がる凧の
感じまでが伝わってきます。
お母様の思い出の紙人形を見つめながら、懐かしそうに
当時のことをお話してしてくださったMさん。
どうぞMさんも、いつまでもお元気で、お母様よりも
長生きしてくださいね!!