認知症カフェは楽しい!
居住者から「認知症カフェってよく聞くけどどんな所?
行ってみたいけど一人では行くのは恥ずかしい」
「どんな人がいるかしら?予約制?」「誰でも行けるの?」
と聞かれることがあります。
8月上旬、カフェ参加者と【歌交流】ができればと思い、居住者10名とフロントスタッフで多摩平の森病院内の認知症カフェ【森の茶屋】に伺いました。
すでに地域の方も見えて楽しそうにお話をしたり、
コーヒーをのんだりしてくつろいでいます。
歌う前にウォーミングアップ。【夏と言えば】と質問をすると即「スイカ」「氷」と。下から読むと一瞬シーンとなりましたが「カイス」と地域の男性Aさん。
みなさん体の動きも機敏で元気はつらつ、歌のテンポもスピーディ、浜辺の歌~砂山~鐘の鳴る丘を歌唱。途中病棟の方も見えて一緒に参加。
手拍子でリズムを取りながら歌っています。
歌っているうちに地域の方と仲良くなり、気軽に冗談を言ったり、
何でも話ができる自由な空間と居心地の良いカフェにはまってしまいました。
まるで歌声喫茶の雰囲気。
終了時、Yさんは「認知症にならないようにするにはどうしたらいい?」
とカフェのスタッフ看護師に聞いていました。
「いろんなことをするといいですよ。デイに行ったり運動、歌を歌ったり、
閉じこもらないように」とアドバイスをいただき、うなづいていた姿が印象的。
後日、居住者から「楽しかった」「良い雰囲気で安心した」「参加して良かった」中でも遠慮がちのSさんから「時間が自由で地域の方と何でも話せるから良かった。またみんなで行く日を決めて行きたい!」と頼もしい感想をいただきました。
これをきっかけに今後居住者同士声掛けして認知症カフェに参加していただければ、きっと地域貢献につながると思います。
▲ゆいま~る多摩平の森で採れた【白いゴーヤ】