コックの思い~松華堂懐石料理
9月15日、敬老の日をお祝いして【松華堂懐石料理】に腕を振るいました。
コックは数日前から、合間を縫って準備にとりかかっていました。
シェフ?料理人?調理リーダーに確認したところ、「コックで!」とのこと。
名称はともかく本格的な腕前!!
ゆいま~る食堂のキッチンは家庭用のキッチンの広さと設え・・・
狭いキッチンで58名の懐石料理を作るには、豊かな経験と技術がないとできません。
さすが!!ゆいま~る食堂のコック!!
朝から美味しい香りが漂っています~ 何ができるのかしら?
想像するだけで楽しい♫♪ 居住者のみなさんも朝から特別食の話題で持ちきり!!
フロントスタッフは美味しい香りに誘われて仕事が手につきません!?
夕方になると【まだよね?何時から?食堂に行けばいい?】とソワソワ~
テーブルには58食のお重がズラリ~ お見事!!
まるで歌舞伎の着物を広げているよう!?色鮮やかで情熱があふれています。
懐石を完成させたコックは、階段をあがって~フロントはバスケットにお重を入れて~
いよいよ配食がスタート!!58名分のお料理を作り上げ、疲れているはずなのに・・・
笑顔で配食するコックの姿がまぶしい!!
食堂で召し上がっているSさんはBGM演奏を聞いて
「敬老の日にちなんで【老人の歌】はないの?」と笑っています。
「【若者たち】という歌はありますが、老人の歌は聞いたことがないですね~!?」
歌いながら食事をしているNさんの声が食堂内に響わたり、まさにオンステージ♫
キーボードの隣で「子どものころ、良く歌ってたのよ」と口ずさんでいるYさん。
BGMから流れる秋の唱歌~見上げてごらん夜の星を~
愛の讃歌の曲がここち良い空気をつくっています。
そんな空気に酔っているOさんは
「生演奏つきで食事ができるなんて、感動した。家族にメールしたよ~」と
笑顔で知らせてくれました。私たちも嬉しいです!
コックのおもてなし【松華堂懐石料理】は居住者のこころに響き、
敬老のお祝いにぴったりのプレゼントだったのではないでしょうか?