地震時の避難訓練実施 ~災害時は、皆で声をかけあって~
今回の訓練想定は、震度5強の地震発生。
災害はいつやってくるかわかりません。
皆さんには、訓練時間を伝えずに、訓練を開始しました。
全戸に「訓練です、震度5強の地震が発生しました。身の安全を確保してください。」
というアナウンスで訓練スタート。
まずは室内でテーブルの下に入ったり、布団をかぶってもらうなどで身の保護。
その後、「無事ですカード」を玄関に貼り、玄関ドアを開け、逃げ道確保。
さらに、多摩平の森では、震度5強の場合は一旦全員避難としていますので
第一避難所である第八公園まで避難しました。
集合場所では、防災班ごとにわかれ、各班長さんが点呼をとり
スタッフへ報告し、全員の安否確認。
そして消防署の方より講話。
消防署の方からは
「普段からの備えが大切です。缶詰など”普段食として購入しておき、食べたら
補充する”という事でも備えることができます。」とアドバイスをいただきました。
その後は、階段避難困難者用に導入予定の
担架の体験会。
スタッフが実際に乗り、女性スタッフ2名で
3階から1階まで階段を降りました。
訓練後には、各班長・副班長さんに集まってもらい、
次回に向けての提案を頂きました。
「ご自分の班をわかっていない方や、班長がわからない方もいた。
もう一度確認してもらおう。」
「避難所での点呼時に、旗など何か目印があると、集まりやすい。」
「実際の避難時介助が必要と思われる方の参加が少なかった。
全員参加できるような工夫をしよう。」
「担架は、居住者も訓練してみたい。」等々
防災を皆で考えました。