毎日食べるものだから
高齢者住宅の食堂というのはなんだか特殊?
と思われがちですが、確かにちょっと特殊かもしれません。
それは「毎日食べる」という事を意識しているからでしょうか。
「毎日外食」という方は珍しいと思います。
自宅で家族が作ってくれる食事が中心で「外食」はたまに。
外食をするとついつい食べ過ぎて、
家の食事でリセットする方もいるのではないでしょうか。
高齢者住宅の食事はまさに「家の食事」
家族が作ってくれている、バランスのとれた食事。
それがゆいま~る食堂の大切なところだと思っています。
「外食」だけど「家の食事」
毎日利用される居住者もいますし、近隣で毎日来店下さる方もいます。
ご近所の常連サラリーマンにお話を伺いました。
お仕事が忙しい時期は昼・夜来店下さっています。
ゆいま~る食堂を利用し始めて
*食事の時の栄養バランスに気を付けるようになりました。
*ゆいま~る食堂に通えばやせて、休むと太ることがわかりました。
*普段意識していない魚・野菜の摂取量が増えました。
*食生活の見直しをするきっかけとなりました。
*体重が減少しました。
と、嬉しいコメントをいただきました。
量が特段多いわけでも、珍しい食材があるわけでもないけれど
旬の野菜が、季節に合わせた味付けで丁寧に作られる
「家の食事」は、居住者はもちろん、地域の方の
健康づくりにも役立つ場になっていきたいものです。
余談ですが、
「やがて、いのちに変わるもの」
というキャッチコピーをご存知でしょうか。
お酢でおなじみのミツカン のスローガンです。
有名なコピーライター岩崎俊一さんの作品です。
「身体・健康の為に」と意識して食べますが、
「いのちに変わるもの」と、目にしたとき、改めてはっとさせられました。
高齢者にとって特に食べることは生きる事。
体調を崩されたときに一番先にみるのは水分と栄養(食事)状態です。
栄養状態が落ちてしまうと、そのまま「完成期」に入ってしまわれることもあります。
一方で、食事を整えることで完成期に入らず回復された方もいます。
まさに「いのちに変わるもの」。
食事の大切さに気付かされます。